リー軍の西への夜間行軍とは? わかりやすく解説

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リー軍の西への夜間行軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 04:14 UTC 版)

カンバーランド教会の戦い」の記事における「リー軍の西への夜間行軍」の解説

リーグラントからの伝言対応している間に、荷車列はこの日に降り続いた利用し続けたためにぬかるんだ道路を西に移動し続けており、そのためにラバ中には死んだものもあり、動けなくなった荷車燃やした場合もあった。輜重隊がリッチモンド・リンチバーグ駅馬車道を進み続けに連れて、状態は改善された。リューベン・リンゼイ・ウォーカー准将南軍本隊とは別に予備砲兵隊移動させていた。前の午後にウォーカーはカンバーランド・コートハウスを通っていた。セイラーズクリークでの敗北報せとファームビルから移動始めた報せ聞くと、北に動いてバッキンガム板張り道路至り正午頃にカーズビルを通過した。そこで部隊南西のニューストアに移動し、夜の間は停止した。これはファームビルから移動してきた荷車隊と病院隊も同様だったリーは、自軍カンバーランド教会から再度夜の行軍行い北軍の先を進んでアポマトックス駅で食料取得し、キャンベル・コートハウス(現在のラストバーグ)とピットシルベニア郡を通りダンビルまで脱出できる可能性を探らねばならないことが分かっていた。ロングストリート軍団リー同行し、ピードモント・コール・マイン道路、別名バッキンガム板張り道路通ってカーズビルを抜け、ニューストアへの裏道に進んだカンバーランド教会地域からの撤退前に最後荷車列の通過援護したゴードン軍団の後をフィッツヒュー騎兵隊続き近道であるリッチモンド・リンチバーグ駅馬車道を通り、ニューストアに向かった北軍ハンフリーズ午後3時頃に、南軍捕虜北バージニア軍リンチバーグ向かっていると言っていたという情報ミード送りミードシェリダンリーの作戦に関して良い情報得たその夜カンバーランド教会で、ハンフリーズ部隊眠っている間に、リー軍が逃亡していた。 4月7日夜、南軍陸軍長官ジョン・ブレッキンリッジと、南軍主計総監兵站総監工兵長、その他陸軍省役人が、馬でパンプリン駅を通り、ファームビルからの物資輜重隊残り目撃した兵站総監は、北軍騎兵隊パンプリンからそう遠くない所にいるので列車移動させることを提案したが、ブレッキンリッジはそれをリー知らせられないままに実行するのを拒否した翌日クルック騎兵隊アポマトックス駅に行く途中でパンプリン駅を通り、その列車破壊したハンフリーズ少将はその著作の中で、南軍カンバーランド教会戦闘及んだことによって生じた遅れにより、リー貴重な時間奪った述べている。4月8日シェリダン騎兵軍団カスター師団アポマトックス駅に真っ先到着し、そこの輜重隊捕獲したので、南軍物資を失うことになったカスター騎兵師団南軍物資以外に、アポマトックス駅の戦いで約25門の大砲捕獲し、約1,000名の兵士捕虜にした。この遅れに加えて多大な労力もあり、北軍騎兵隊第5軍団第24軍団は4月9日朝にアポマトックス・コートハウス到着でき、南軍リンチバーグ向かって脱出するのを防ぐことになった

※この「リー軍の西への夜間行軍」の解説は、「カンバーランド教会の戦い」の解説の一部です。
「リー軍の西への夜間行軍」を含む「カンバーランド教会の戦い」の記事については、「カンバーランド教会の戦い」の概要を参照ください。

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