リレイションからの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/31 21:27 UTC 版)
「ジンキシリーズの登場人物」の記事における「リレイションからの登場人物」の解説
柊 蒼旗(ひいらぎ そうき) 声 - 粕谷雄太(ドラマCD『リレイション』) 搭乗機:モリビト天号(下操主) リレイションの主人公。柊垢司の実子であり、赤緒とは義理の姉弟に当たる。14歳。 故郷の港町でアンヘルの戦闘に巻き込まれ、半ば成り行きながらもモリビト天号に搭乗することとなった。その際怪我した額に傷跡を持つ。 良くも悪くも自分の感情に素直な少年。男に興味はないと豪語するほどの無類の女好きでクラスメイトからもスケベ扱いされていた。しかし「女の子には笑っていてほしい」という思いを持っており、それが彼の行動理念を成している。実際にそのことを理解するクラスの女子からはむしろ嫌われてはおらず、故郷を発つ彼は見送りを受けていた。その信念は何があっても揺るがず、敵であるはずのキッサの幸せを望み、またキッサも彼の想いを理解したほど。 最初は日常とは掛け離れた人機での戦いを拒否するも、その性格から義姉・赤緒を助けるためモリビト天号を操り、搭載されているハイアルファーを駆使して敵を撃破した。自身の思いから天号の操縦はほとんど彼が行い、赤緒に負担をかけまいとしている。赤緒の危機だったとはいえ無意識にファントムを使って見せたりなど、その才能には天性のものが感じられる。 ある時、夢に現れたトーキン・フゥから「涙の死々壺」を託され、彼の前で女性が悲しんで涙を流せば壺にそれが溜まっていき、壺が一杯になったときに死に至るという過酷な試練を課せられた。これが結果的に彼の背中を押すことになるのだが、様々な制約が生じてしまっている。 「メメント・マトリクス」の一件以降エルニィから想いを寄せられてしまい、過保護気味な赤緒と三角関係じみた関係になってしまった。 当初は私服姿で天号に乗り込んでいたが、シックス・ナイド戦でビットウェイからパイロットスーツをもらった。 柊 垢司(ひいらぎ あかし) 蒼旗の実父で赤緒の養父。モリビト天号の製作者。現在は行方不明だが、「天号には自分の息子が乗ってほしい」と言っていたことを友次が語る。 イン・ビットウェイ アンヘルに補給物資を届けに来たアメリカの企業「ハイド」の代表。 さわやかな好青年だが、蒼旗と面会した時の自己紹介で「僕が黒幕です」といきなり暴露した。だが後述する事情もあり、蒼旗(と両兵)はそのことを覚えていない。 自身の人機を持っているらしく、ハイアルファー「キング・ハーツ」の力で蒼旗(と両兵)を催眠術にかけ、様々な情報を引き出す代わり、自身に関する情報を蒼旗に明かし「キョムの元メンバーを使って仕掛けている」ことを暴露。「キング・ハーツの完成には生贄が必要なので、今後もハイアルファー人機で仕掛けていく」と宣言したが、蒼旗から会話の記憶を消す(つまり秘密は守ったことになる)。「キング・ハーツ」を破って質問をぶつけてきた蒼旗に惚れ込んだらしい。 補給物資と共に「クリオネル・ディバイダー」をもたらした。 J・J 搭乗機:モリビト天号(上操主)、ナナツーライト(下操主) ビットウェイの秘書。血続。 その容姿はメルJに酷似しており、南が見間違えたが、瞳の色が赤くて髪も長く、口調も丁寧(キツいところは同じだが)。 カリス駆るシックス・ナイド戦で人質にされた赤緒とエルニィに代わり、ビットウェイの指示を受けてメルJ用のRスーツを着用して蒼旗と共にモリビト天号に搭乗。トレースシステムのダメージフィードバックに苦しむが、メメント・マトリクスを仕掛けてさつきを救出した後はコックピットを「怖い」と感じなくなった。その後、ビットウェイからの命令で、アンヘルの監視員としてビックナナツーに滞在することになる。ジュリの王様ゲーム時、さつきと共に自衛隊のジャンクパーツの中にあったナナツーライトの下操主となって、さつきをサポートする。それからさつきと行動を共にすることが多くなり、メルJが来ていたRスーツを着て臨時戦闘員として待機している。 眼鏡が逆三角形だったりなど細部に違いはあるが、胸を強調した服装だったり、好きなものが「海」だったりなど、メルJとの共通点は多い。
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