リチャード・A・シーアフォス
名前:リチャード・A・シーアフォス(Richard A Searfoss)
性別:男
国名:アメリカ
生年月日:1956年6月5日(ミシガン州マウントクレメンス)
所属宇宙機関:アメリカ航空宇宙局(NASA)
飛行実績:スペースシャトル計画(STS-58/コロンビア号)(STS-76/アトランティス号)(STS-90/コロンビア号)
リチャード・シーアフォスは、現役のスペースシャトルのパイロットです。これまで3回の宇宙飛行の経験があります。2度目の1996年3月のフライトでは、ロシアの宇宙ステーション「ミール」とのドッキング実験に参加しています。
シーアフォスはウィリアム空軍基地飛行士訓練学校を80年に卒業、その後英空軍やアメリカ空軍の飛行インストラクターなどを経て、1990年1月にNASAのパイロット候補に選ばれました。
素顔の彼は3人の子どもたちの良きパパで、ラジコン飛行機いじりなどを趣味にしています。
1.同じロケット、衛星に乗った宇宙飛行士はいるの?
STS-58(コロンビア号、1993年10月18日打ち上げ)では、ジョン・エルマー・ブラー、マーチン・ジョセフ・フェットマン、ジョージ・デビッド・ロウ、シャノン・ウェルズ・ルシッド、ウィリアム・シュアレス・マッカーサーJr、マーガレット・レア・セッドン、デビッド・D・ウォルフと同乗しました。
STS-76(アトランティス号、1996年3月22日打ち上げ)では、ケビン・P・チルトン、ミッチェル・リチャード・U・クリフォード、リンダ・M・ゴドウィン、シャノン・ウェルズ・ルシッド、ロナルド・ミッチェル・ジーガらと同乗しました。
STS-90(コロンビア号、1998年4月17日打ち上げ)では、リック・シーアフォス、スコット・アルトマン、リック・リネハム、ケイ・ハイア、ジェイ・バッキー、ジム・パウェルチェク、アレクザンダー・ダンラップなどと同乗しました。また、日本人女性として初めて宇宙を飛んだ向井千秋宇宙飛行士もこの機に搭乗しています。
2.宇宙でどのようなことをおこない、どんなことに成功しているの?
STS-58においては、シーアフォスはパイロットでしたが、その他に、一緒にシャトルに乗せた48匹のマウスと他の乗員の低重力状態での心肺機能などの調査を行ないました。
STS-76では、シーアフォスはパイロットとしてロシアの軌道衛星ステーション「ミール」と3度めのドッキングを行ないました。この時ミールには2トン近い水や食料・生活用品が運び込まれ、同時にアメリカの女性宇宙飛行士シャノン・ルシッドがミールに乗り込み、半年の宇宙生活を開始しました。
STS-90ミッションは、「ニューロラブ計画」と名づけられ、医学、特に神経生理学に関する26もの実験装置を積んでいました。こうしたライフサイエンスに関する「宇宙実験室」は、スペースシャトル計画では4回目のことです。シーアフォスは、数々の生理学実験に協力しました。
3.どれくらいの時間、宇宙を飛んでいるの?
STS-58で14日間と14分、STS-76で9日間と5時間17分、STS-90で15日間と21時間51分の飛行記録を持っています。
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