ラルシオンパーティー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 14:52 UTC 版)
「熱血! 大冒険大陸」の記事における「ラルシオンパーティー」の解説
作画は茶のみ坊主。ハッキリ言ってやる気や正義感に対してまったく実力の伴わないパーティーだが、「運」だけはある。 ラルシオン・ナルナ・ラルシオン エルフの自称魔法戦士。だが、実はまったく魔法が使えず、その事にコンプレックスを抱いている。また、極度の方向音痴であり、エルフであるにもかかわらず森どころか、見通しの良い林のような場所ですら面白い程よく迷う。長剣を持ち歩いているが、剣だけではなく蹴りや体当たりの体技を含めた戦闘スタイルをとる。 実は「エナジー」の流れに干渉する精霊に呼びかけることのできる、精霊戦士ラルシオンの末裔である。しかし精霊戦士としての実力は歴代最弱とも言われてしまっている。額にある「ラルシオンの石」には先代、先々代のラルシオンの意識が宿っており、偶に身体の主導権を奪って表に出てくることがある。ラルシオンとの会話は他者には聞こえないので「気の毒な人」扱いされることもある。 ギルガメッシュ・ミナスタ 戦士風の動く人形(ぬいぐるみ)。その愛らしい容姿と、少年のような口調とは裏腹に、かなり口汚く、過激な物言いをする。彼は僧兵(テンプルナイト)の一家に生まれたのだが、破戒僧兵となってしまった彼の凶暴性を危惧した父親により、呪いによって非力な人形の姿に変えられてしまっている。「緑の髪を持つエルフの処女(おとめ)」がキーワードを唱えることにより、一定時間だけ元の姿に戻ることができる。そのため、その条件に当てはまるラルシオンと常に行動を共にする。人形の姿の時には力がない代わりに食事等も不要な筈だが(食っても栄養になる訳ではないらしい)能天気な精神状態と生身の頃の習慣で一番の大食い。 元の姿に戻ると、大柄で隆々とした、青年剣士となる。口調も変化し、彼本来のぶっきらぼうな口利きになる。本来両手剣であろう大剣を片手でも振り回せるほどの腕力を持つ。また僧兵であるため、防御や回復の魔法も若干だが扱える。なおハーフエルフであるクララがキーワードを唱えたときは、顔と人格だけが元に戻った、剣も扱えず、印が結べないため魔法も使えないという状態で何の役にも立たなかった。 好戦的かつ執拗な性格の持ち主。普段はギルの愛称で呼ばれる。 ティム・ティムリー 天才美少女魔道士。まだ10歳だが、恐ろしいほどの魔力と才能をすでに開花させている。しかし、それを支える体力がまだないため、大技を使いすぎるとすぐにスタミナ切れして倒れてしまう。祖父である長老が、攻撃魔法フェチのため大技しか教えてもらえず、そのためこの点がウィークポイントであった。後に、クララやデスフォートから教えを請い、実用的な技も覚えたため、この問題はある程度解消されている。
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