ラインハット王国の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 06:56 UTC 版)
「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」の記事における「ラインハット王国の人物」の解説
デール ラインハット王国の第二王子。ヘンリーの異母弟で、彼と違って茶色の髪。ヘンリー曰く「鈍臭い」が気の優しい少年。本人は王位に就きたくないと思っていたが、息子の王位に目がくらんだ母の陰謀により兄に代わり王位につく。ただし、実権は母であるニセ太后に握られており、実質お飾りに過ぎず無気力であった。一連の騒動が終結した後もヘンリーが即位を辞退したためデールは引き続き在位する。その後は跡目争いを避けるため、独身を貫きいずれは甥のコリンズに王位を継がせるようである。青年時代後半の姿は、SFC版ではヒゲが生えた汎用の王様グラフィックであるが、リメイク版では若い青年の姿である。 ラインハット王妃 / ラインハット太后 ヘンリーの継母で、デールの母。先代の王がヘンリーに寂しい思いをさせぬよう再婚したが、彼女はデールだけをかわいがりヘンリーを邪魔者扱いし、最後はデールの即位のため彼を人さらいに誘拐させる。1年後、夫が崩御しヘンリーも行方不明とされたため、思惑通りデールが王に即位し彼女も太后となる。しかし、魔物(ニセ太后)に入れ替わられ地下洞窟の牢屋に幽閉される。青年時代前半に主人公とヘンリーに助けられ、事件後はおとなしくなり、ヘンリーがいた部屋に住む。青年時代後半では生死不明だが登場せず、ヘンリーと太后がいた部屋はコリンズの部屋になっている。 『小説ドラゴンクエストV』では「ペシュマレンドラ」という名前が付けられている。 マリア 声 - 久川綾(CDシアター版) 金髪ロングヘアーの女性。後述の兄・ヨシュアとともに光の教団に入り、その教祖に仕える侍女であったが、教祖の皿を割ったこと(リメイク版では奴隷の子供を庇ったため)を咎められて奴隷にされた。その後、仕打ちされたところを主人公とヘンリーに助けられ、兄の計らいで主人公やヘンリーとともに大神殿を脱走。流れ着いた修道院で洗礼を受け修道女となる。その後ラインハットに平和を取り戻すため、神の塔に入る清き乙女の力が必要と聞くと志願して仲間になる(戦闘には参加しない)。のちにヘンリーと結婚。一子コリンズを授かる。 「最近は教団のやり方についていけないところがあった」と発言したり、DS版では奴隷を庇ったことで自らも奴隷に貶められたことになるなど、教団の侍女ではあるが完全に心酔していたわけではないようで、修道院ではシスターから「彼女こそ神に仕えるため生まれてきたのではないか」と言われていた。 コリンズ ヘンリーとマリアの間に生まれた息子でラインハット王子。髪色は父と同じ緑。叔父デールが独身のため王太子に指名されるが、父親譲りのイタズラ好きの性格で周囲を困らせる。主人公の子供たちより年下で、「子分にならないと泣くぞ」という発言などに対して、彼らは「わがままばかりで疲れちゃった」「変な子だよね、普通にしゃべればいいのに」とコメントしている。幼少期のヘンリー同様、子分のしるしを使ったイタズラを彼らに仕掛け、かつての事件を彷彿とさせる。ヘンリー曰く「自分が子供の頃はもっとおとなしかった」とのこと。しかし、ヘンリーの幼年時代には同世代の女の子にはあまり好かれていなかったが、コリンズは城の女の子に好かれており異性には優しい一面が描かれている(イベント後に子供たちは「子分になるのは嫌だけど、友達になるのは考える」と話す)。
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