マスティマの関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 17:20 UTC 版)
「機動戦士ガンダム Twilight AXIS」の記事における「マスティマの関係者」の解説
アルレット・アルマージュ 声 - 清水理沙 主人公の1人で特殊なニュータイプの女性。天才的なエンジニアであり、かつてはサザビー開発のメインスタッフとして辣腕を振るっていた。 第二次ネオ・ジオン抗争末期にダントンと軍を離れ、以降は彼の娘「アルレット・ハイレッグ」として振る舞いながらリボー・コロニーで隠遁生活を送っていた。しかし一年戦争時代から行動を共にしていた、シャア・アズナブルの手がかりを得るためにマスティマに協力してアクシズへ向かう。 遡れば一年戦争中期に、フラナガン機関に試験体「VII(セブン)」として収容されていた。しかし、ニュータイプとしての感応力は備えていたもののサイコミュには対応できない“出来損ない”であったため、数々の実験の素体として利用されてしまう。この人体実験の影響により以降、アルレットは老化しにくい体質となるのだった。フラナガン博士からは最終的に処分対象として指定されるが、MS力学・構造学に対して“感応”できるニュータイプという、非凡な才能に目を留めたシャアに引き抜かれ、ジオン公国軍のゲルググ開発からエンジニアとして参加。その後もシャア、そしてパートナーであるダントンと共にエゥーゴ、ネオ・ジオン軍と組織を渡り歩き、MS開発に貢献している。 「アルレット・アルマージュ」という名前を与えてくれたシャアや、人間らしい感情を獲得するきっかけを作ってくれたララァ・スンを、現在においても慕っている。 漫画版のエピローグでは、人体実験の影響により寿命がもう長くはない事を悟っており、しかしその運命を受け入れている事をダントンに語る。 ダントン・ハイレッグ 声 - 阪口周平 主人公の1人。さまざまな勢力をわたり歩いてきたMSパイロットであり、おもに試作機やシャア専用機のデータ収集を担当していた。ジオン軍士官学校時代、シャアに類似したMSの操縦技術を発揮したことで周囲から将来を嘱望されるが、次第にMSで戦争をすることに嫌気を覚え、敵を殺せないという弱点を抱える。そんな折、自身との類似性を見出したシャアにスカウトされ、シャア専属のテストパイロットに転向。シャアに漠然とした不信感を感じつつも、アルレットとともにシャアを支え続けた。 第二次ネオ・ジオン抗争後はアルレットとともにリボー・コロニーでクリーニング商会を経営していたが、アクシズに行こうとするアルレットを守るため、過去の経歴や罪状の抹消を条件にマスティマに参加。アクシズ内に残存していたザクIII改やR・ジャジャに搭乗し、バーナムと交戦する。 メーメット・メルカ 声 - 小野大輔 地球連邦政府内閣第六室所属の中尉で、マスティマの隊長。27歳。アクシズ内部の研究施設に残存する可能性があるサイコフレームの確認、およびアルレットとダントンの護衛を担当する。穏やかな物腰の青年で、アルレットやダントンにも丁寧な態度で接する。
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