ボックスセットにおけるグレイホークの諸神格:4つの人間向けパンテオン
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「グレイホークの諸神格」の記事における「ボックスセットにおけるグレイホークの諸神格:4つの人間向けパンテオン」の解説
1983年、フォリオ版は非常に拡張されたワールド・オブ・グレイホーク ・ボックスセットに取って代わられた。ガイギャックスは以前に発表したドラゴン誌 の記事に掲載されていた神々19柱のみならず、新たに31柱の神々を加え、神格の総数は50柱となった。しかしながら、最初の19柱の諸神格は完全な記述が転載されたが、「新たな」諸神格はラクシヴォート(その完全な記述は、前年のドラゴン誌 に発表済みであった)、ウーラ、ザン・ヤイの3柱のみに完全な記述が為された。新たな諸神格の残りは単に名前と領域が一覧に記載された。 これらの諸神格の内1柱―ラクシヴォート―を除く全てが、主として人間に信仰される神格であった。ガイギャックス自身の承認により、彼のグレイホーク(そしてD&D)に対する構想は、人間を中心とした世界であった。ガイギャックスの最初のドラゴン誌 の記事では、いずれの神々に対しても、人種による優先傾向に関する言及は行われてはいなかった。今やボックスセットでは4つの主要人種、スエル人、オアリディアン人、バクルーニー人、フラン人が導入され、ほとんどの神格はこれらの人種の1つあるいは多くに崇拝されるよう割り当てられた。スエル人のパンテオンに含まれる12柱の神格はレン・ラコフカによって作成され、彼はドラゴン誌 の1984年7月号から11月号(87~92号)で彼らに関する詳細な5部作の記事を発表した。他の神々の大部分は残りの3人種のパンテオンに含まれるか、あるいは少数が全ての人間に崇拝されるか、起源が不明であるとされた。 広く崇拝 バクルーニー オアリディアン フラン スエル 不明 ブレアレッド(鉱山、中立) ゲシュタイ(河川、善) アトロア(春、善) アリトゥア(道徳、善) ベルター(悪意、悪) タリズダン(永遠の闇、悪) ボカブ(魔法、中立) イスタス(運命、中立) セレスティアン(星々、中立) ベアレイ(家族、善) ブラルム(勤勉、善) ウーラ(丘陵、善) アローナ(森林、善) ザン・ヤイ(影、中立) デレブ(理性、善) ベイオリー(オアースの母、善) フォートゥーボ(石、善) ワストリ(偏屈、悪) インキャブロス(疫病、悪) ズオケン(身体/精神面の体得、中立) エリスヌル(虐殺、悪) アイウーズ(圧制、悪) コード(競技、善) ジョラミー(火山、善) ファラングン(旅、中立) ネルル(死、悪) レンダー(時間、中立) リーア(詩、善) ハイローニアス(騎士道、善) オーバド・ハイ(自然、中立) ラーグ(獣、中立) ミーリス(愛、善) ヘクストア(戦争、悪) ペイロア(太陽、善) ノレーボ(幸運、中立) オリダマラ(音楽、中立) クレル(嫉妬、中立) ラオ(平和、善) ファルカン(大気、善) ラリシャズ(狂気、悪) フォルタス(解決、善) ファイタン(美、善) 聖カスバート(常識、善) プロカン(海洋、善) パイレミアス(殺人、悪) トライセリオン(自由、善) ラッド(偶然、中立) サイラル(欺瞞、悪) ザギグ(ユーモア、善) ソティリオン(夏、善) ゼルボ(海洋、中立) テルチュア(冬、中立) ヴェルニアス(気象、中立) ウェンタ(秋、善)
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