ブロードバンド化へとは? わかりやすく解説

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ブロードバンド化へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 04:16 UTC 版)

日本のインターネット」の記事における「ブロードバンド化へ」の解説

21世紀に入る前後政府によるe-Japan計画策定後押しとなり月額数千程度常時接続可能になるサービスの提供が展開・普及し始めた口火を切ったのは、当時第1種電気通信事業第2種電気通信事業認可受けた双方向の都市型ケーブルテレビCATV事業者で、一部事業者放送周波数帯とは別の770MHz帯を活用した定額制の高帯域インターネット接続サービスいわゆるブロードバンド)を開始した。 さらに、NTT等の第1種電気通信事業者により既存アナログ電話網使って広帯域通信を行うことのできるデジタル加入者線xDSL)(ほとんどはADSL)による接続サービス開始され第2種電気通信事業者ネットワークNTT等の第1種電気通信事業者のネットワークセンターに接続された。 その後xDSL利用可能な地域拡大とともにxDSL加入者増加し2004年時点ではxDSL回線普及率世界でトップレベルとなり、インターネット世帯普及率トップレベルとなった2003年頃からは月額1万円以下程度料金光回線FTTH)や高速化されたCATV等により、ベストエフォートでの転送速度が100Mbpsというより高帯域常時接続サービス一般向けに始まっている。2012年6月22日総務省発表によれば2012年3月末の段階で、ブロードバンドサービスの契約数は3,952.8前期比4.8%増)であり、DSL契約数については670.5(前期比5.0%減)、FTTH契約数については2,230.3(前期比1.8%増)と固定回線によるブロードバンド接続では、FTTH利用主流となっている。また、WiMAXや、3.9世代移動通信システム(LTE)など無線回線によるブロードバンド接続増加傾向にある。 ただし、これらのようなブロードバンド回線都市部中心に普及する一方で地方部では過疎地などで展開の遅れが目立ち情報格差と言う新たな問題発生している。自治体によってはCATV通信速度高速化に伴い官民共同CATV推し進めている都道府県などもあり、県によっては2003年度全市町村使用可能となるなど、地方での普及急速に浸透しているが、なお対応の遅れの目立つ自治体もあり、格差残っている。 「ブロードバンドインターネット接続」および「情報格差」も参照

※この「ブロードバンド化へ」の解説は、「日本のインターネット」の解説の一部です。
「ブロードバンド化へ」を含む「日本のインターネット」の記事については、「日本のインターネット」の概要を参照ください。

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