ブロードマンの脳地図における3、1、2野
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 20:44 UTC 版)
「中心後回」の記事における「ブロードマンの脳地図における3、1、2野」の解説
ブロードマンの脳地図における3、1、2野はヒトの脳の一次体性感覚野を包含している。ブロードマンは脳を少し斜めにスライスして番号をつけたので、ブロードマンの脳地図では、吻側から尾側に向かって、3、1、2野の順で並んでいる。 皮質のこの領域はワイルダー・ペンフィールドらによって示されたように、ホムンクルスと呼ばれるパターンを形成している。その配置は、脚と胴体が正中線付近、腕と手が中央、顔が外側となっている。また、唇と手に相当する領域は、大脳皮質の神経細胞の多くがこの領域からの情報を処理する大きなものとなっている。 この領域の細胞は二次体性感覚野へと投射している。
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