フルタイム・アルケミストの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 06:23 UTC 版)
「ふおんコネクト!」の記事における「フルタイム・アルケミストの登場人物」の解説
幼い錬金術士 最近になって物語の舞台となる地方に移り住んだ錬金術士。実験の失敗で工房兼自宅が炎上し、周辺住民から追い出される。その際に出会った領主に気に入られ、以降は城に移り住むようになった。それ以降は主に「特産品のワインを蒸留」「不老不死の研究」「黄金の錬成」を主な活動内容とする。数年後に不老不死の研究を完成させ、後頭部や背中に矢を何本も受けても生き延びている。死んだ領主を不老不死の技術で蘇らせ、不要な戦争を回避させた。以降の詳しい経緯は語られていない。現在の時間軸において「英夕」と名前を変えている。当然ながら、メインとなる登場人物である「夕」と同一人物である 領主 物語の舞台となる地域の領主。まだ幼くして領主になったという経緯を持ち、同じく幼くして錬金術士となった彼女を気に入って城に招く。その後、彼女に「特産品のワイン」を蒸留するように依頼する。その理由としては、良い特産品で国力をつけることで他国に嫁がなくても良いようにするためであり、従者と結婚できるようにするという願望があった。数年後、成長した彼女は他国との戦争で捕虜になり、身代金として莫大な金額を要求される。彼女の領地にはそこまでの財力はなかったが、錬金術士の機転によって彼女はあえなく体をバラバラにされた上でカタパルトで投射されるという最期を迎える。はずだったのだが、錬金術師が完成させた「不老不死の術」によって蘇生される。その際に手などの細かいパーツは行方不明になっていた為、不足した部分は作り物となっている。なお、蘇らせる方法として「ホムンクルスに魂を移す」という方法もあったようだが、ホムンクルスの作成のためには「精液」が必要であり、事情を知る唯一の男性が従者であり、彼女の想い人であったことから「近親相姦はどうかと」と錬金術に言われて従者ともども赤面している。現代では領地に起こした会社を子孫に任せて、世界各地を営業で回っている。 従者 領主に仕える男性。詳しい役職については特に言及されておらず、側近や騎士の立場であった可能性もある。領主とともに馬に乗って領地を視察する最中に錬金術士に出会う。錬金術士がワインを蒸留し、度数の高い酒を作ったことを咎めるが、領主の言った上記の理由を聞くと領主ともども赤面し、錬金術士に「バカップル」と評されてしまう。領主が捕虜になった際には錬金術士に黄金の錬成が完了したかどうかを聞くが、未だ完成していなかった。代わりに完成していた「不老不死の術」を交渉材料にするかと言われるが、悪用されてはいけないとして、「墓場に持っていけ」と返答する(この時点で錬金術士は不老不死となっているので、墓場には持って行けないのだが)。なお、その際に「ネズミのつがいを不老不死に」という冗談を言ったのだが、錬金術士はネズミの持つ病原菌によって世界を滅ぼすことになることを瞬時に計算し、「一瞬でガチに世界を滅ぼす方法を思いつく人に良識があって良かった」と言われる。その後はバラバラにされた領主の遺体を持ち帰り、錬金術士の手で蘇生されるさまを見て「複雑だ」と発言する。なお、前述のとおり「近い将来近親相姦になる」という理由で彼女をホムンクルスにしなかったという説明を受けた際には領主とともに赤面していること、過去の蒸留酒の件でも赤面していることから、領主とは昔から相思相愛であったことが伺える。その後の生死(ともに不老不死になったかどうか)は不明だが、子孫はしっかりと残っていることがわかっている。
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