フルコンタクトルール
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「キックボクシング」の記事における「フルコンタクトルール」の解説
1970年代にアメリカで発祥したルール。伝統派空手から派生したため、ローキック(下段蹴り)、肘打ち、膝蹴りを禁止している。1ラウンド2分で、タイトルマッチは世界戦は12R。選手の服装は、基本は空手衣をモデルにしたサテン製のロングパンツ着用だが、トランクス・キックパンツを選ぶ選手もいる。脚には、脛当てとフットパッドと呼ばれる靴状のプロテクターの着用が義務づけられている。また、ボクシングとの差異を図るため、1ラウンドにつき、対戦相手の腰より上への蹴りを8回蹴らなくてはいけない。8回に満たない場合は、ポイントが減点される仕組みである。このルールによる試合形式は、対ムエタイを標榜する日本では全く流行らず、現在においても行なわれていない。しかし近年のアメリカ合衆国に於いて、このフルコンタクトスタイルを復活させる目論みとして、フルコンタクトルールをベースに膝蹴り(首相撲は不可、ムエタイでいうテンカオのみ)を有効打に加え、腰より上へ8回蹴る決まりを廃止した独自のルールで争う「World Combat League(ワールドコンバットリーグ、通称WCL)」という団体がチャック・ノリスによって設立された。
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フルコンタクトルール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/20 14:52 UTC 版)
「国際競技空手協会」の記事における「フルコンタクトルール」の解説
パンチ、蹴りはベルトラインより上(要はローキック禁止)。足には足パッドとニーガードを着用する。WKAフルコンタクトルールでは各ランド中に最低8回以上蹴り技を出さないといけないが(通称:MKR)、ISKAフルコンタクトルールの場合、ラウンド全体を通じて手技と蹴り技を同じ比率で出し続けなければいけない(CKR)。蹴り技についても対戦相手の攻撃可能箇所に強く当てなければ有効打みなされない(フェイントの蹴りや軽く蹴りを当てる故意は有効打ではない)。CKRが出来ていないとレフェリーから判断された場合、警告を出し、その後は減点が宣告される。故意にCKRを破った場合、レフェリーから失格を宣告される。選手が2人共故意に破った場合、無効試合が宣告される。 ISKAフルコンタクトルールにおける足払い(Sweeping)とは、足底弓蓋(土踏まず)を使って、対戦相手の前脚の脹脛か足首の内外両側へ払う行為を意味する。足払いは相手のバランスを崩す目的で使用するものであり、相手の脚部を怪我させる目的で使ってはいけない。足払いによる転倒はノックダウンとは見なさない。足払いの後で追撃する行為は選手の判断に委ねられるが、追撃は相手が足の裏以外を地面につける前までに当てなくてはいけない。
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フルコンタクトルール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/13 03:46 UTC 版)
「世界フルコンタクト協会」の記事における「フルコンタクトルール」の解説
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