バンチャーマシン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 04:41 UTC 版)
「魔境伝説アクロバンチ」の記事における「バンチャーマシン」の解説
当初の予定では腕利きのパイロット達を雇い、バンチャーマシン及びアクロバンチを操縦してもらう事になっていた(第2話脚本より)。なお、腹案として現在のメンバーが考慮されており、第2話本編のレクチャーの際に、内部構造図に腹案メンバーの名前が明記されている。また、いかなる案であってもジュンだけは不動の同行者となっていた。 ファルコン・バンチャー 蘭堂タツヤ/ジュンいずれかが主として操縦し、2体のサブ・テクノロボが機能補佐する事で操作されるリフティングボディのリーサ型飛行メカ。アクロバンチの頭部・胴体・太もも・翼を形成するバンチャーマシンB(ボディ)メカ。公称数値全長11.29m、重量18.0t。機首にイオンビーム銃と海底煙幕ミサイル、翼部前部付根にマイクロミサイルポッドを装備する。また、主翼前木口の部分には、ブースタースラスター噴射口が左右各5門開いており、ここはアクロバンチ時にはウイング・カッター用のブースターとなる。初期デザインでは左右の翼端灯も設定されていた。 第14話ではタツヤとジュンが2人共バビロン復元都市へ出向いた為に臨時にヒロが主操縦桿を握る事になった。 フランス語圏では"vaisseau"等と呼ばれる。 バンチャー・ホーネット 蘭堂ヒロと蘭堂リョウがそれぞれ操縦する2台のスーパーカー型メカ。アクロバンチの脚(脹脛以下)となるバンチャーマシンC(カーフ)メカ。リョウの乗る左脚(レクチャー時の説明文では"B.L.L")はΣ型、ヒロの乗る右脚(レクチャー時の説明文では"A.R.L")はΛ型という区分がなされ、キャノピーの開閉位置に違いがある。公称数値全長7.41m、重量11.0t。フロントノーズ及びエンジン上部にイオンビーム銃を装備する。2台が底面部で合わさってダブルアタックという重加攻撃をなせる。 フランス語圏では"jambes-voiture"と呼ばれる。 バンチャー・アロー 蘭堂ミキと蘭堂レイカがそれぞれ操縦する2台のスーパーバイク型メカ。アクロバンチの腕となるバンチャーマシンA(アーム)メカ。レイカの乗る右腕(レクチャー時の説明文では"Y.R.A")はタキオン型、ミキの乗る左腕(レクチャー時の説明文では "X.L.A")はハーレー型という区分がなされ、本来の操縦桿の形式に違いがある。公称数値全長8.3m、重量5.0t。機首カウリング前部ライトにイオンビーム銃を装備する。コクピットは海底などではさらにフードキャノピーに覆われる。 本来このアローの前部推進装置は着脱自在となっており、本編で出るホバーウイング型の他に、当初のデザインで主体となっていた前輪型のアタッチメントが存在した(前述の理由よりバクシンガーの原型メカのデザインを書き換えた為)。この本編の単発ホバー型はプラモデルキット化時は合体ロボットシリーズのみに採用され、他のキットでは設定されているアタッチメントの一つの三発ホバーが採用されている。また前述の通り、アクロバンチの手ともなるアタッチメントには二顎のクランプハンドの他、車輪の付いた拳形のものも設定されていた。この車輪付き拳は後述の1商品のみに採用され立体化されている。 フランス語圏では、"bras-motos"と呼ばれる。 アローとホーネットに共通する機能として、タイヤは10年使用可能な特殊なタイヤとなっている。また、各種の探査用装置をアタッチメントとして着脱可能となっている。
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