バカボン一家の親族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:50 UTC 版)
パパのパパ 声 - 富田耕生(第5作) パパの誕生秘話である「パパのうまれたはじめなのだ」と「わしの天才がバカになったのだ」に登場。バカボンのパパの父親。弟(叔父)が「一郎にいさん」と言っていることから、「一郎」という名前である。パパと顔が似ており、鉢巻きも着けているが、腹巻きはしていない。4匹のペット(後述)を子供代わりにしていたり、3年前に入院した妻を知らず、また先述のペットをパパの出産祝いに丸焼きにして食べるなど、パパに性格が似ている。 なおこれより前の「バカ田大学思い出日記」では、バカ大時代のパパの日記シーンに「パパのとうちゃん」(声 - 八奈見乗児(第2作) / 緒方賢一〈第3作〉)が登場しているが、キャラはかなり異なっている。なお、第3作ではバカボン家の表札には「旧バカボン」と書かれている。 パパの叔父 パパのパパ(一郎)の弟。やはりパパと顔が似ているが、腹巻きはおろか鉢巻きもしていない。ペットを子供代わりにしていたり、そのペットを「ケダモノ」呼ばわりしたり、ペットを出産祝いに食べる兄(&パパ)を呆れている常識人。 パパのパパのペット パパのパパが子供代わりに飼っていた動物たちで、ウマの「馬之助」、ニワトリの「ダシ夫」、ブタの「トン勝」、ネコの「シャミ吉」の計4匹からなる。馬之助は「ヒンヒン」「パカパカ」「ウマウマ」程度しか喋れないが、他の3匹は人語が喋れる。ペットとはいえパパのパパは、ダシ夫・トン勝・シャミ吉を学校に通わせたり、将来馬之助を落語家、トン勝とシャミ吉を歌手、ダシ夫をキンチョー蚊トリ線香の会社に務めさせようとするなど、自分の子供のように扱っていた(つまりパパにとっては義兄に近い)が、パパが産まれると用済みとばかり、全て丸焼きにしてパパと共に食べられた。 パパの母親 声 - 野沢雅子(第2作) 先述の2話では叔父が「3年前に入院した」とだけしか言われず、姿を見せなかったが、「母をたずねて三千里」で登場。20年前にパパから3000円借金し、その夜突然失踪してしまう。現在になって度々パパと出逢うも、当のパパは「3000円が恋しい」としか言われず、ようやく再開した時もパパから「3000円返して」と迫り、さらに「利子も返して」と迫ったために再び失踪した。 マジメ 原作「20年後のお話なのだ(前編)」のみに登場。バカボンの息子で、パパの孫にあたるが、バカボンに甘やかされて育ったために、名前とは裏腹に物凄い悪ガキで、父・バカボンを「くそおやじ」呼ばわりする。子供でありながらヒゲをはやしている。バカボンと共にパパの家に年始回りに来て、ママが買った服を「自分の服は自分でデザインする」と言って引き裂いたり、アフリカから国際テレビ電話したハジメに「ナマイキ菌を見つけてほしいのだ」と言うパパを蹴り飛ばすなど、やりたい放題だが、ママが買った巨大リンゴから出た巨大毛虫に襲われ、その毛虫に説教されて改心した。 バカボン似の少年 原作「恐怖の結論いそぎ人間なのだ」のみ登場。やたらと結論急ぎな性格ながら、パパに火あぶりにされて凡人に一変したパパの後輩・田中が、ジャガイモの研究に北海道へ2年、カレーの研究にインドへ60年行って帰国後に出逢った、バカボンに瓜二つの少年。パパのことを「おじいちゃん」と言っていることからパパの孫に当たる。
※この「バカボン一家の親族」の解説は、「天才バカボン」の解説の一部です。
「バカボン一家の親族」を含む「天才バカボン」の記事については、「天才バカボン」の概要を参照ください。
- バカボン一家の親族のページへのリンク