ハイブリッド (バンド)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/15 06:07 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ハイブリッド Hybrid |
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ハイブリッド(2018年)
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基本情報 | |
出身地 | ![]() |
ジャンル | エレクトロニカ トリップ・ホップ ブレイクビーツ プログレッシブ・ハウス |
活動期間 | 1995年 - |
レーベル | Distinct'ive Kinetic (former US label) Hope Kill City |
共同作業者 | ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ ピーター・フック Way Out West ジュリー・クルーズ ペリー・ファレル モービー クリッシー・ハインド ジョン・グラハム |
公式サイト | hybridband |
メンバー | マイク・トルゥーマン シャーロット・トルゥーマン |
旧メンバー | クリス・ヒーリングス リー・マリン アダム・テイラー |
ハイブリッド(Hybrid)は、イギリス・ウェールズのスウォンジーで結成された、エレクトロニック・ミュージック・グループ。メンバーはマイク・トルゥーマン (Mike Truman)とクリス・ヒーリングス (Chris Healings)。主にプログレッシブ・ブレイクスのアーティストとして知られるが、プログレッシブ・ハウスやトランスの要素もふんだんに取り入れている。
経歴
ファースト・アルバム『ワイド・アングル』(1999年)では、プログレッシブ・ハウスとニュー・スクール・ブレイクスの組み合わせに、ボーカルと交響曲のテクスチャを取り入れたスタイルが注目を集めた(ストリングスのために、ロシア交響楽団が協力している)。また、収録曲の大半において、ボーカルにジュリー・クルーズが参加している。まるで映画音楽のような雰囲気とそのスケールの大きさは、マッシヴ・アタックやアンダーワールドと比べられるほどであった。2000年には、モービーのツアーに同行した。
ツアーの後、彼らは再びダンスフロア向けの楽曲の制作やリミックスに集中するようになった。ハイブリッドは実に多くのリミックス作品を発表している。その数は40アーティスト以上、100トラック以上に上り、レディオヘッド、アラニス・モリセット、BT、DJラップ、ジ・オーブ、ジャン・ミッシェル・ジャール、フューチャー・サウンド・オブ・ロンドン、アンクル、モービー、サラ・マクラクラン、クリスタル・メソッドなどが含まれている。こういったリミックスの一部は、2001年にアルバム『Remix and Additional Production By...』として発売された。
2003年にリリースしたセカンド・アルバム『Morning Sci-Fi』では、半永久的なメンバーとして、ボーカリストのアダム・テイラーとギタリストのティム・ハットンの2人(ライブにも参加)、さらにゲストとしてニュー・オーダーのピーター・フックが参加した。このアルバムでは、前作『ワイド・アングル』で持っていた映画音楽のような雰囲気は保っているものの、比べると全体的に暗い雰囲気になっている。さらに、前作とはまた異なった分野の音楽の影響を受けている。クリスはインタビューで次のように述べている。「僕達は、ダンスミュージック以外何も聴いてこなかった。僕達が自然にやることにダンスミュージックが深く染み込んでいるのは、そのためだと思う。僕達は、ダヴズ、レディオヘッド、ソウルワックス、ニュー・オーダーや、たくさんのうるさいインディーズ・ギター・バンド、それからクラシック音楽、特にペルトやグレチャニノフの作品を聴いてきたんだ」。
2005年6月18日にアメリカで稼動を開始したダンス・ゲーム『In the Groove 2』には、ハイブリッドの曲が3曲(「Know Your Enemy」「Out of the Dark」「Visible Noise」)収録されている。
2006年4月29日には、コーチェラ・フェスティバルでライブを行った。
2006年9月、サード・アルバム『I Choose Noise』をリリース。『ワイド・アングル』における、交響曲のようなスタイルと、『Morning Sci-Fi』の暗い雰囲気の両方をあわせ持つスタイルとなった。2004年にリリースしたコンピレーション・アルバム『Hybrid Present Y4K』に収録されている短い楽曲「In Good We Trust」が、その方向性を示している。
2010年3月には4枚目のアルバム『Disappear Here』をリリース。
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
- 『ワイド・アングル』 - Wide Angle (1999年)
- Morning Sci-Fi (2003年)
- 1曲目「This Is What It Means」の前のギャップに、隠しトラックとして「Lights Go Down Knives Come Out」が収録されている。
- I Choose Noise (2006年)
- 1曲目「Secret Circles」の前のギャップに、隠しトラックとして「Everything Is Brand New」が収録されている。
- Disappear Here (2010年)
- Light of the Fearless (2018年)
コンピレーション・アルバム
- Remix and Additional Production By... (2001年)
- Hybrid Present Y4K (2004年)
- Re_Mixed (2007年)
- Soundsystem_01 (2008年)
- Classics (2012年)
- Shadow of the Fearless (2018年)
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- Distinct'ive Records - 所属レコード会社
- ハイブリッド - Discogs
「ハイブリッド (バンド)」の例文・使い方・用例・文例
- ハイブリッドカー
- ハイブリッドシステムは、正確かつ迅速に関連する特許文献を世界規模で検索できるようにデザインされている。
- 再使用型有翼ハイブリッドロケットシステムの基本設計と飛行性能予測。
- 異なった種、様々な動物または植物を交配させそのためにハイブリッドを作る行為
- プリマスロックおよびコーンウォール鳥の異種交配によって発達した小さな太ったハイブリッド種
- 白かピンクの、または、赤の花の小さい房と広く卵形の緑色青銅色の葉を持っているハイブリッド繊維質に基づいたベゴニア
- ヨーロッパスモモとアンズを交配させてできたハイブリッド
- ハイブリッド航空機という浮力を確保するための機構と飛行機の飛行のための機構とを持った航空機
- ハイブリッド材料という有機物と無機物の境界領域に属する材料
- ハイブリッド炉という,核分裂と核融合を利用した原子炉
- ハイブリッドコンピューターというアナログ式とディジタル式を組み合わせたコンピューター
- 高値のガソリン,ハイブリッドカーの売り上げを刺激
- ガソリンの価格が記録的な高さに達するにつれ,燃費のよいハイブリッドカーが,米国でより多くの顧客をひきつけている。
- ハイブリッドカーは,電気モーターをガソリンエンジンと組み合わせており,従来の車と比べて低燃費,低排出ガスである。
- トヨタ自動車は,5月に米国でハイブリッドカー,プリウスを3962台販売した。
- 最近まで,米国ではハイブリッドカーはあまり人気がなかった。
- ホンダのハイブリッド型シビックは,1か月で 3183台売れた。
- 日産自動車も,ハイブリッドカーを米国市場に導入する予定だ。
- ハイブリッド列車が営業運転中
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)は先日,世界で初めてディーゼル発電機付きハイブリッド列車の運行を開始した。
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