ニセ魔王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 08:53 UTC 版)
ブロック/サーカス魔王 テネルの村へやってきた移動サーカス団の団長。擦れた雰囲気のある中年の男。職業柄、少々奇抜な服装をしている。 彼のサーカスがやってきたことが全ての物語の発端であり、スタンの封じられたツボを落とし、ニセ魔王達の居場所を示す魔王マップをルカ達に渡したのも彼である。だが、サーカスの移動時に毎回置いていかれそうになるほど影が薄い。テネル村の公演の後は、ルーミル平原にテントを立てている。 その正体はニセ魔王の一人「サーカス魔王」だったが、物語の開始時点で既に魔力を下水道魔王に譲渡し魔王を辞退していた。 エプロスと同じく世界の秘密を知る一人だが、彼とは違い世の理不尽を既に割り切っている感があり、あるイベントではルカに重要な援助をしてくれる。 下水道魔王 マドリルの下水道に居るニセ魔王。最初に戦う事になり、唯一ダンジョンの奥ではなく入口で戦うことになる。太ったネズミの外見をしている。 ルカ、スタン、ロザリーに負けた際、スタンに魔力を取られ、かなり小さくなった。 ルカ達に倒された後はブロックの元でサーカスの団員として働く事になる。 水泡魔王 リシェロの湖の水の遺跡に居るニセ魔王。鯰に手足を付けたような外見をしている。 初登場時は「へんなの」という名前で登場し、王女を攫ったことだけを伝え去っていく。実際はその場に倒れていた王女を捕まえただけなのだが、魔王としての威厳を保つために攫ったということにした。 ルカ達に倒された後は心を入れ替え、水の遺跡の門番になることとなった。 会長魔王 帰らずの奈落の穴に居るニセ魔王。黒幕商事の会長で、脂ぎった中年の男。 勇者とオバケが癒着しているという噂を流し勇者を無力化させ、その後は他のニセ魔王を同志討ちさせ、最終的に自分一人が世界を征服する計画を立てる。 その作戦の一環としてマルレインに協力を求め、断れば彼女とルカのスキャンダラスな噂を流すと脅し、それがはねつけられた後は会長を辞任し、力ずくで言うことを聞かせようと帰らずの奈落にルカ達を誘い込んで戦いを挑む。 戦闘は自分のHPを回復しつつ、相手に大ダメージを与える魔法「ティール」を多用する。 撃破後は、町に戻って地道に高利貸しを続けると言い残し去って行った。その後は黒幕商事のイメージを一新させて新たな事業を立ち上げようとしている。 ビックブル、リンダ、エプロス 詳しくは#プレイヤーキャラクターを参照。 吸血魔王 ハイランドに居る最後のニセ魔王。痩せた吸血鬼の男。 「分類」の力によって最強の魔王たれと命ぜられており、ハイランドの村人の血を吸って力を蓄えている。 初登場時は非常に威厳のある口調で話すが、ルカ達に倒され魔王の「分類」が外されると途端にフランクな口調となる。ルカ達に同行するのは断った。 性格は卑屈。他のニセ魔王のことは知らない。ユートピア回廊に繋がる橋を架ける権限を持つが、世界図書館には入ることはできない。 実は黒幕の意図であえて魔力を減らされていた。各属性の最強の魔法を放ってくるが封印に対する耐性がない。
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