ナイアシンとは? わかりやすく解説

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ナイアシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/18 14:47 UTC 版)

ナイアシン (Niacin[注釈 1]) は、ニコチン酸ニコチン酸アミド(ナイアシンアミド)の総称で、ビタミンB3 とも言う。水溶性ビタミンビタミンB複合体の1つである。糖質脂質タンパク質の代謝に不可欠である。エネルギー代謝中の酸化還元酵素補酵素として重要である。循環系、消化系、神経系の働きを促進するなどの働きがある。通常の食生活では欠乏し難いものの、トウモロコシが主食の生活圏では欠乏することがあり、ペラグラ皮膚炎口内炎、神経炎や下痢などの症状を生じる。過剰症では紅潮などナイアシンフラッシュを生じる。


注釈

  1. ^ NIcotinic ACid vitamIN (ニコチン酸ビタミン) の略称。
  2. ^ 代表的な物にInositol hexanicotinateがある。米国では"No Flush Niacin"または"Flush Free Niacin"として販売されている。

出典

  1. ^ Damian D, et al. ビタミンB3による非メラノーマ皮膚がん(NMSC)の再発予防効果を検討した臨床第Ⅲ相試験(Australian ONTRAC).第51回米国臨床腫瘍学会(ASCO)発表


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