ドットコムとは? わかりやすく解説

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ドットコム

別表記:.com

「ドットコム」の基本的な意味

「ドットコム」とは、インターネット上企業サービスを指す言葉である。主に、ウェブサイトドメイン名に「.com」を使用している企業サービス対象となる。インターネット普及し始めた1990年代後半から2000年代初頭にかけて、多くドットコム企業誕生し一部急速な成長遂げた。しかし、2000年起こったインターネットバブル崩壊により、多くドットコム企業経営破綻した。

「ドットコム」の語源

「ドットコム」の語源は、インターネット上ドメイン名使われる.com」から来ている。「.com」は「commercial」(商業)の略であり、もともと商業目的ウェブサイト使用されることを意図していた。しかし、インターネットの普及に伴い非営利団体個人ウェブサイトでも「.com」が使われるようになった。現在では、「ドットコム」はインターネット関連企業サービス全般を指す言葉として広く認識されている。

「ドットコム」の類語

「ドットコム」と同様にインターネット関連企業サービスを指す言葉に「ネット企業」や「インターネット企業」がある。これらの言葉は、「ドットコム」よりも広い範囲企業サービスを指すことが多い。また、「ドットコム」は特に「.com」を使用している企業サービスに対して使われることが多いが、「ネット企業」や「インターネット企業」はドメイン名に関係なく使われることがある

「ドットコム」に関連する用語・知識

ドメイン名

ドメイン名とは、インターネット上コンピューターネットワーク識別するための名前である。ウェブサイトアドレス電子メールの送信先などに使用されるドメイン名は、階層構造持っており、最上位階層トップレベルドメインTLD)と呼ぶ。例えば、「example.com」の「.com」がトップレベルドメインである。

インターネットバブル

インターネットバブルとは、1990年代後半から2000年代初頭にかけて、インターネット関連企業株価急騰しその後急落した経済現象のことである。インターネットの普及により、多くドットコム企業誕生し投資家たちがその成長期待して投資行った結果株価過剰に上昇した。しかし、2000年に入ると、多くドットコム企業利益上げられず、投資家たちの期待裏切られる形で株価急落した

ドットコムブーム

ドットコムブームとは、インターネットバブルが起こる前の1990年代後半から2000年代初頭にかけての期間を指す。この時期には、インターネット急速に普及し多くドットコム企業誕生したまた、新興企業次々と上場し投資家たちがその成長期待して投資行った。しかし、インターネットバブル崩壊により、多くドットコム企業経営破綻し、投資家たちに大きな損失生じた

「ドットコム」を用いた例文

1. 彼はドットコム企業働いている。 2. ドットコムブームの時代には、多く新興企業誕生した。 3. インターネットバブル崩壊により、多くドットコム企業倒産した

.com

別名:ドット・コム

インターネット上公開されているウェブサイト区分で、「.com」は商業commercial)目的サイトドメイン

ドットコム

読み方:ドットコム

ドメイン名の内、分野別トップレベルドメインgTLD)の中で商業用意味するもののこと。例えば、「www.sophia-it.com」などという具合利用される


ドットコム

読み方:ドットコム

インターネット関連ビジネス手がけるベンチャー企業総称米国では、インターネット上住所にあたるドメイン名末尾に、商用意味する.com」を取得して、それをそのまま社名にした企業が多いことから、このように呼ばれるようになった代表的な企業としては、世界最大オンライン小売店である「Amazon.com」(アマゾン・ドットコム)などがある。

1990年代後半には、世界的なインターネット・ブームによりビジネス中心インターネット据えた企業相次いで登場し、この流れの中でドットコム企業新し企業形態として評価された。またこうしたブームにより、収支赤字であったり、さしたるビジネスモデルなどを持っていなくても、将来性買われ株式市場でも高い株価維持することができ、先端的イメージ持たせることができたため、米国中心に社名にドットコムを付け企業急増したドットコムバブル)。

しかし、2000年前半にいわゆるドットコム崩壊」が起こり米国ナスダック店頭取引市場中心にハイテク銘柄暴落すると、それ以後さしたる技術ビジネスモデル持たないドットコム企業淘汰急速に進んだ。それと共にドットコム企業対す評価急落することになったため、2005年4月現在では、あえてドットコム企業であることを標榜する企業少なくなっている。


ドットコム

【英】.com

ドットコムとは、(1)トップレベルドメインgTLD)の中で商業用意味するもののこと、(2)インターネット関連ビジネス手がけるベンチャー企業総称である。

(1)

ドメイン名の内、分野別トップレベルドメインgTLD)の中で商業用意味するもののことである。例えば、「www.sophia-it.com」などという具合利用される

(2)

インターネット関連ビジネス手がけるベンチャー企業総称である。米国では、インターネット上住所にあたるドメイン名末尾に、商用意味する.com」を取得して、それをそのまま社名にした企業が多いことから、このように呼ばれるようになった代表的な企業としては、世界最大オンライン小売店である「Amazon.com」(アマゾン・ドットコム)などがある。

1990年代後半には、世界的なインターネット・ブームによりビジネス中心インターネット据えた企業相次いで登場し、この流れの中でドットコム企業新し企業形態として評価された。またこうしたブームにより、収支赤字であったり、さしたるビジネスモデルなどを持っていなくても、将来性買われ株式市場でも高い株価維持することができ、先端的イメージ持たせることができたため、米国中心に社名にドットコムを付け企業多かった

しかし、2000年前半にいわゆるドットコム崩壊」が起こり米国ナスダック店頭取引市場中心にハイテク銘柄暴落すると、それ以後さしたる技術ビジネスモデル持たないドットコム企業淘汰急速に進んだ。それと共にドットコム企業対す評価急落することになったため、2005年4月現在では、あえてドットコム企業であることを標榜する企業少なくなっている。


.com

(ドットコム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/17 21:53 UTC 版)

.com(コム、ドットコム)は、ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)の一つである。その名前はcommercial(商業)という言葉から派生したもので[2]、ドメインの本来の目的が商業団体向けであることを示している。後に、このドメインは一般目的のために開放された。


  1. ^ Symbolics.com WHOIS, DNS, & Domain Info - DomainTools”. WHOIS. 2016年10月19日閲覧。
  2. ^ RFC [https://datatracker.ietf.org/doc/html/rfc920 920: Domain Requirements]”. p. 2 (1984年10月). 2019年3月18日閲覧。 “COM = Commercial, any commercial related domains meeting the second level requirements.”
  3. ^ US shuts down Canadian gambling site”. The Register. 2012年11月28日閲覧。
  4. ^ Les ".com" peuvent être saisis par les autorités américaines”. PC World magazine. 2013年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月28日閲覧。
  5. ^ No need for SOPA, VeriSign seizes bodog.com for US authorities”. TECHSPOT. 2019年3月18日閲覧。
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  7. ^ The Domain Industry Brief”. 2019年3月18日閲覧。
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  12. ^ Department of Commerce Approves Verisign-ICANN .com Registry Renewal Agreement | NTIA
  13. ^ 100 oldest .com domains”. iWhois.com. 2013年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月10日閲覧。



「ドットコム」の例文・使い方・用例・文例

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