ドットコモディティとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 組織・団体 > 企業・法人 > 企業・法人 > 渋谷区の企業 > ドットコモディティの意味・解説 

ドットコモディティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/06 13:40 UTC 版)

ドットコモディティ株式会社
Dot Commodity Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本
150-0013
東京都渋谷区恵比寿1-21-8
セラ51ビル6階
設立 2004年12月1日
業種 証券、商品先物取引業
代表者 舟田仁(代表取締役社長)
資本金 18億9999万円
主要株主 楽天株式会社
楽天証券株式会社
関係する人物 車田直昭(創業者)
外部リンク http://www.commodity.co.jp/
テンプレートを表示

ドットコモディティ株式会社 (英語: Dot Commodity Inc.) は、かつて存在したインターネット専業の商品先物取引会社。創業者は元経済産業省官僚の車田直昭。2008年10月から積極的なM&Aを展開し事業規模を拡大、国内オンライン商品取引では最大手であった。

2014年7月1日楽天証券に吸収合併され、「ドットコモディティ」は楽天証券の商品先物取引サービスブランドとなった。

概要

インターネット専業で安価な手数料や、斬新なサービスを展開した。

創業当時から、顧客が望むものをいち早く具現化する「シンプル&スピーディー」に特化した結果、2008年‐2009年時点で、商品先物オンラインブローカーの中では「顧客預かり資産・口座数・売買高」ともに業界第1位の会社に躍り出、2010年も業績を拡大、名実ともに国内商品先物業者NO.1企業となった。

創業時には、楽天からの出資のほか、車田の大学時代からの友人であり、通産省を退職し村上ファンドの代表であった村上世彰の個人出資および取締役就任、松井証券の出資を受けて、松井道夫の取締役就任もあった。

投資家向けサービスとして国内商品先物取引のほか、2009年4月からは24時間海外のコモディティ銘柄を相対取引できるCFD取引を開始。また、商品先物取引業界の枠にとどまらず様々な新サービスを打ち出し、2009年12月にCFD取引において「日本初」となる二酸化炭素排出量(権)取引サービス開始。

2010年8月には、主務省の許可を受けた商品取引会社としてネットトレードで「日本初」となる海外商品先物取引を開始、海外のコモディティに関する取引所取引を一般投資家向けにサービス開始。

商品先物(コモディティ)取引ビギナーには、セミナーで学びながら小額から参加できる環境、また、セミプロクラスにも対応できる取引ツール、国内一の豊富なコモディティ情報を含めたサポートコンテンツなど、シームレスなサービスが投資家向けに提供されることも特徴であった。

2014年7月1日、楽天証券に吸収合併された。楽天証券のドットコモディティ口座として、「国内商品先物取引」、「海外商品先物取引」、「貴金属積立・現物取引」の取引サービスは継続され、「商品CFD取引」、「株価指数先物・オプション取引(委託の媒介)」の取引サービスは2014年6月30日に終了した。

沿革

  • 2004年12月 - 設立。
  • 2005年
  • 2006年5月 - 開業1周年。楽天スーパーポイントへの等価交換サービス開始。
  • 2007年10月 - ドットコモディティ株式会社、ひまわりシーエックス株式会社、アストマックス・フューチャーズ株式会社 3社の事業統合。
  • 2008年
    • 10月 - 東京コムウェルからオンライン取引について営業譲渡を受ける。
    • 11月 - ユナイテッドワールド証券から商品先物取引事業について営業譲渡を受ける。
    • 11月 - 豊商事から商品先物取引事業について営業譲渡を受ける。
  • 2009年
    • 3月 - スターアセット証券から商品先物取引事業について営業譲渡を受ける。
    • 4月 - タイコム証券から商品先物オンライン部門の営業譲渡を受ける。同社の対面取引部門の取次業務を開始。
    • 8月 - 協栄物産の取次業務を開始。
    • 9月 - 大起産業の取次業務を開始。
    • 12月 - 国内では初となるCO2排出量(権)取引をCFD取引にて開始。
  • 2010年
    • 2月 - インヴァスト証券から商品先物オンライン部門の営業譲渡を受ける。
    • 3月 - 明治物産の受託取引を開始。
    • 3月 - ひまわり証券、カネツ商事および今村証券の取次業務を開始。
    • 8月 - 主務省の許可を受けた商品取引会社としてネットトレードで日本初の海外先物取引開始。
    • 10月 - 三菱商事フューチャーズから商品先物取引事業について営業譲渡を受ける。
  • 2014年7月1日 - 楽天証券に吸収合併。

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

「ドットコモディティ」に関係したコラム

  • CFDの取引ができる業者の一覧

    CFDは、コモディティ、株価指数、株式、債券、FXなど、さまざまな商品の取引ができます。しかし、すべての業者がすべての商品を扱っているわけではありません。また、それぞれの商品は、業者によって扱う銘柄が...

  • CFDのCO2排出権取引とは

    CO2排出権取引とは、欧州エネルギー取引所やBlue Nextなどで取引されているEUA(EU Allowance)先物に連動する銘柄の取引のことです。CFDのCO2排出権の価格は、「気候変動に関する...

  • CFD業者のキャンペーン一覧

    CFD業者では顧客獲得のためにキャンペーンを実施することがあります。キャンペーンの内容は、新たに口座を開設した人に対してのキャッシュバック(現金プレゼント)や、既存の顧客に対しての取引高に応じてのキャ...

  • CFDのコンバージョンレートとは

    CFDのコンバージョンレートとは、CFD業者が外貨建て商品における必要証拠金の計算をする際に使用する為替レートのことです。適用為替レートともいいます。コンバージョンレートは、必要証拠金以外に、金利調整...

  • CFDの関連ニュースを提供しているサイトの一覧

    CFDでは、コモディティや株式、株価指数、債券などさまざまな商品を扱っています。ここでは、これらの商品に関連するニュースを提供しているCFD業者のサイトの一覧を紹介します。 CFD業者 ニュース名 D...

  • CFDのデモ口座が開設できる業者の一覧

    CFD業者では、デモトレード(デモ取引)ができるようにデモ口座を用意している場合があります。デモトレードは、実践の取引と同じような環境を体験できる無料のバーチャルシステムです。実践のトレードに臨む前に...

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ドットコモディティ」の関連用語

ドットコモディティのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ドットコモディティのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのドットコモディティ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS