トキサと仲間達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 20:30 UTC 版)
トキサ=クラシコ 商人の息子として生を受けたが、英雄の存在に強い憧れを抱き、18歳で騎士となる。遠縁のシノン伯爵家に厄介になりながら自由騎士として活動を続けていた所へ、ドルイド僧のモナと出会い彼女に剣を捧げる事を誓う。その忠誠心の出所が、実は恋愛感情から来ている事を自覚するとモナへの思いが一層強まり、彼女を狙う反乱軍を討伐するべく闘うようになる。 明るく元気で無邪気さも残る少年。進む事しか知らない単純な思考に自警団は思いがけず助けられた事が多い。剣の腕は勿論、騎士でありながら法術や幻獣想造もこなせる万能型、その溢れる才覚はリムザンやクーンと言った古い性質の騎士達にカルティア時代の到来を告げている。 モナ=サラディアート サンと同じ境遇にありながら、人間達を信じようとする心優しい少女。シノン伯爵家で出会ったトキサ達の温もりに触れ、暴走を続ける兄の事を説得しようと考えるようになる。途中、アクエルドの要塞内で出会ったラクリマ(善なる人)に母から譲り受けた無のオリジナルを渡す。最終的には愛しい兄弟であるサンへは分身を置き、愛するトキサの元へ駆け寄ると言った大胆な行動を見せた。 イル=ヴィーニャ=アラーナ 南国サランドラ生まれの踊り子。18歳。貧困な家庭環境から飛び出し、長旅を経てカイナスの町へやって来た。後に自警団に所属し、現在はバーでのバイトを兼業しながら生活を送る。明るくて頼りになる女性として自警団員の皆からもムードメーカーのように慕われている一方で、友人のラクリマに強い対抗意識を持ち、英雄の娘として優遇される事に激しく嫉妬している。しかし、笑顔を持って接してくれるラクリマの前では、それを打ち明けられずにいる。 ある事件をきっかけに、将来を有望視される騎士・アッサムから求婚を受け、突然の事態に最初は困惑していたが、時間が経つにつれ彼に心を惹かれるようになる。 デュラン=ブーケ 自警団に属する20歳の神官戦士。真面目で実直な性格で、トロイからは堅物と呼ばれている。ミスティの過去に触れ、彼女の置かれている不幸な境遇から救いたいと思うようになる。やがて法衣を捨てる覚悟を持って情熱的に愛するようになる。 アクエルド要塞における戦いでサンの法術からミスティを庇い深手を負い、戦線を離脱した。 ミスティ=ルージュ 元はアクエルドの参謀補佐。19歳。妹が自分を破滅へ追い込もうとしていた事が分かり、猜疑心に苛まれていたが、トキサ達の歓迎を受けて自警団員として活動するようになる。 当初は自警団の事を完全には信用しておらずアクエルドへの復帰も考慮していたが、デュランの真摯な対応と熱い愛情を受け改心する。元盗賊と言う負い目からか、戦いでは人一倍頑張ろうと健気に努力を続ける。 ポーシャ=サンタムール 両親に無理やり自警団に入れられてしまった巫女。戦闘能力は限りなく低く、自分を守ってくれるラクリマがいないと不安で堪らなくなってしまう内気な性格。次第に自己嫌悪に陥り、いつしか弱い自分を変えたいと思うようになる。 そして、アラーナの助言を借りて伸ばしていた長髪を切ると、自己暗示も手伝ってか、意識が前向きに働くようになる。終盤では重傷を負ったデュランの手術を務め上げ、この頃には以前の気弱な面影は完全に消え失せ見違えるような成長を遂げている。後にデュランの代わりに神官戦士として戦う事を決意する。 全キャラクター中唯一、3回強化されるイベントがある(髪を切った時、古都での戦い、デュランの手術)。 カリス=ミア=カヴァリアーレ アクエルドに潜入捜査をしていた異端審問官。ラグルゼットの愛人として接近し、参謀補佐の地位を得る。やがて組織の中に出来た僅かな歪みを見つけると、これを好機としトキサ達と共に反乱軍の殲滅に表立って行動を開始する。同じく審問官であるバクステールとは顔見知り。 異端審問官ではあるが幻獣が苦手なため幻獣想造は出来ない。
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