デスクトップ筐体 (Power Macintosh 6100/Power Macintosh 5500/225/Performa 6210、6260、6310、6410、6420)
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PowerPC 603/603e/603ev搭載のMacintoshで、LC (Performa) 520、550、575、588/630無き後の低価格Macのこと。68kロジックから派生したMacで、Power Macintoshとは名ばかりのモデルすら存在する。PerformaがなくなってからはPower Macintosh 5500/225が登場し、Performaの欠点を補ったMacとなっている。基本的にはPowerPC 603系CPUを採用していることから、604/604e/604ev搭載のPower Macとは差別化が図られている。 Macintosh Performa 6210/6260/6310 PowerPC搭載後初の低価格型Mac。PowerPC 603/603eを搭載し、LC-PDSとCSスロット、従来の流れを汲む72ピンSIMMメモリーを採用しているCordycepsロジックで、安価なLC630 (Performa 630) をベースに開発されている。ロジックだけでなく、搭載するドライブ構成は基本的にLC630と同等で、ハードディスクはIDE、CD-ROMドライブはSCSIとされている。LC630同様にテレビチューナーを搭載できる。Performa 6210、6260、6310が存在し、6210は603の75MHz、6260と6310は603eの100MHzを搭載しており、どの6210/6310もディスプレイとセットで売られていた Performa 6410、6420 Performaシリーズでは初のミニタワー型筐体で、PowerPC 603eを搭載している。筐体上部には隠された専用5インチベイが存在し、本国ではこのベイ専用のマウントが存在した。ロジックはPower Macintosh 8500等と同様の5V作動168ピンDIMMを採用し、CS-II(CSとは一部のモデムカードのみ互換性があるが、基本的に別物)やPower Macシリーズと同様のPCIバススロットを持つAlchemyロジックを搭載しているが、この6410、6420も筐体構造の問題からハーフサイズ6インチ長のカードに限られた。PCIスロットは二つ(Alchemyと後述するGazelleのPCIスロットは仕様上は最大二つで、筐体とライザーカードにより変わる)。名称はクロックによって分けられており、6410は180MHz、6420は200MHzとされていた。6420ではトリニトロン管の17インチディスプレイが付属していたが、グラフィック性能の悪さからフルカラー出力ができないお粗末なものであった(6410は15インチか17インチを選択できた)。 Power Macintosh 4400/200 Mac OS 8セールス用の廉価機で、Performa無き後のラインナップを埋めるため、苦肉の策でできたのがこの「Power Macintosh 5500/225」であり、このシリーズは後述の一体型Macである5500/225の二つしか存在しない。ただATi製グラフィックアクセラレータ搭載により、Performaよりもグラフィック性能が大幅に向上しているのが特徴で、拡張性以外は7600/200と同等以上としたMacである。本国では7220の名でも販売されたが、7300と比べるとさらに質素で、低コスト化を図るために、当時のMacintoshラインナップでは唯一の金属製筐体であった。PC/AT互換機を思わせるデザインはMacユーザーの心を動かすことはなかったようで、多少高くても7300や7600を買うユーザーの方が多かった事実は否めない。デスクトップ型Macにしては珍しくフロッピードライブが左側についており、違和感を持つユーザーも少なくなかった。日本では、タブレットや画像処理ソフトが付属していたグラフィックモデルも存在していた。ロジックや電源はIBM互換機のATX規格に近いもので、その4400のロジックは「Tanzania」と呼ばれるMac OS互換機用として供給されていたもので、CPUにはPowerPC 603eの200MHzを搭載し、PCIスロットは二つ、専用の168ピンDIMM(3.3V EDOで他機種用とは互換性がない)メモリースロットは三つである。
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デスクトップ筐体
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Power Macintosh G3 Power Express Power Macintosh G3 (Blue & White) の登場により、完成を間近にして開発が中止された幻のハイエンドマシン。9600系の筐体を使い、12のメモリースロット、6のPCIスロットなど高い拡張性を備えていたとされている。 Power Mac G4 Power Macintosh G3 (Blue & White) よりデザインが継承された、四隅にハンドルを備えたポリカーボネート製筐体のモデル。このモデルからハイエンドデスクトップでも「Mac」の名称を使うようになった。 Power Mac G5 四隅のハンドルと内部へのアクセスのしやすさはそのままに、アルミニウム製筐体を採用したモデル。独立して動作する複数のファンを内蔵し、前面のメッシュ状パネルから吸気する。
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Mac Pro Intel Xeonを搭載したハイエンドワークステーション。
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