72ピンSIMM
【英】72-pin SIMM
72ピンSIMMとは、SIMM(Single Inline Memory Module)と呼ばれるメモリーモジュールのソケット形状で、一列に並んだ72個の端子によって基板とソケットが接続される形状のことである。
データバス幅は32ビットなので、バス幅32ビット構成のCPUでは1枚ずつ実装される。RAS線が2本備わっており、RASの4ウェイ・インターリーブによってCPUの高速化に対応することができる。製品によっては4ビットのパリティが備わることもあり、ECCのためにもちいられる。また、チップがFPMのみの対応であるか、EDO対応であるかなどによって、さらにいくつかに分類される。
72ピンSIMMは、CPUがi486から初期Pentiumへと移行する頃によく用いられていた。その後、メモリモジュールはDIMMへと移行し、現在では利用されることはない。
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