タイムジャッカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 02:02 UTC 版)
「仮面ライダージオウ」の記事における「タイムジャッカー」の解説
人間に歴代平成仮面ライダーの力を与えてアナザーライダーと呼ばれる仮面ライダーに変える未来人たち。オーマジオウに代わる時の王者の候補を探し、新たな王を擁立することで正当な歴史を改変しようと目論む。自身と対象以外の周囲の時間を一時的に静止させる能力を持つ。瞬間移動や衝撃波を放つ能力を持つ。 2068年の未来のソウゴとされるオーマジオウとは何らかの関わりがある模様で、現代(2018年)のソウゴのことは「若いジオウ」と呼んでいる。目的は共通であるものの、候補者として選ぶ対象は各々異なっており、また対等な立場にあるものの、メンバー間の関係も良好とは言えない。 EP43にて、ウールとオーラに時間を静止させる能力を与えたのがスウォルツであり、時の王者の候補を擁立することはウールとオーラを煽るための詭弁であり、真の目的は自らが時の王者として君臨することであることが明かされた。 ウール タイムジャッカーの一員で騒動を起こすことを楽しんでいる無邪気な性格の少年。青色を基調とした服装をしている。アナザーライダーとの契約時にはその後に起こる悲劇の直前で時を止め、その悲劇を回避するために強制的に契約させる。また、心の弱みにつけこんで契約を持ちかけることもある。 仮面ライダーオーマジオウとなったソウゴによって歴史が書き換えられた世界では、光ヶ森高校の生徒として通っている。自分を大きく見せるため、虚勢を張る感じで常にポケットに手を入れており、終盤で手をポケットから出している。 オーラ タイムジャッカーの一員で大人びた雰囲気を持ったクールビューティーの女性。ベールブルーを基調とした服装をしている。アナザーライダーとの契約時には「あなたにちょっとだけ悪い報せと、めちゃくちゃ良い報せがあるの」というセリフで契約を持ちかける。プライドが高い冷酷な性格。時間を静止させる際には、右の髪飾りをなびかせ、バリアも操ることが可能。また、右手に赤黒いエネルギーの槍を生成することも可能。 仮面ライダーオーマジオウとなったソウゴによって歴史が書き換えられた世界では、光ヶ森高校の生徒として通っている。 スウォルツ タイムジャッカーのリーダー格で、で独善的な長身の男。紫色を基調とした服装をしている。 ウールやオーラよりも強大な力を持ち、時間を静止させる能力もほかのタイムジャッカーも影響されるほどで、念動力も操る。なかなか目的を果たせないウールやオーラに高圧的な態度で発破をかける。また目的のためには手段を選ばず、ウールたちとは違い契約者の意見を求めずに半ば強制的に契約する。のちに士から奪った力でアナザーディケイドとなる。 ソウゴと飛流が両親を失った過去のバス事故の元凶であり、将来の王になる資格を持つ2000年生まれの子供を探す中で彼らと出会い、彼らを未来へと連れ去っていき、ソウゴに時空を操る力を与え、2009年の時代へと彼らを帰す。 正体は別の並行世界の時間軸に存在する王家であり、時間を操る能力も自らの王家のみに引き継がれていたもので、自らが一族最強の力を持っているのにも関わらず、妹のツクヨミが王位を継承することに不服とし、彼女の記憶を消して別の時間軸であるこの世界に追放した。 その真の目的は時空を操る力を与えたソウゴを利用して彼にライダーの力を集めさせて力を1つに統合させ、仮面ライダーが存在しないことで滅びが迫っていた自身の世界以外を全て融合させることで仮面ライダーの存在する世界を消し去ろうとし、魔王に仕立て上げた後でその力を奪い、自身が真の王になろうとすることだった。当初の設定では、ソウゴの息子という案や「未来の熱血体育教師」という設定だったが、後に後者は『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』で生徒指導の先生という設定になった。
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