スペインの盛衰とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > スペインの盛衰の意味・解説 

スペインの盛衰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 03:08 UTC 版)

第2次百年戦争」の記事における「スペインの盛衰」の解説

1571年レパントの海戦オスマン帝国海軍撃破し同年ルソン島マニラ建設、さらに1580年にはポルトガル併合して新旧大陸広大な植民地有し、「スペイン動けば世界はふるえる」「太陽の沈まぬ国」とよばれたフェリペ2世在位1556年 - 1598年時代スペインだったが、1588年にはエリザベス1世在位1558年 - 1603年統治下のイングランド上陸作戦企図したものの、アルマダの海戦敗北喫したイングランドでは1600年東インド会社結成されこののちマドラス1639年)、ボンベイ1661年)、さらにカルカッタ1690年)を拠点にしてインド経営乗り出した北米大陸では1607年ヴァージニア会社によってヴァージニア植民地つくられ1619年にはタバコ・プランテーションのためヴァージニア植民地黒人奴隷輸入した

※この「スペインの盛衰」の解説は、「第2次百年戦争」の解説の一部です。
「スペインの盛衰」を含む「第2次百年戦争」の記事については、「第2次百年戦争」の概要を参照ください。


スペインの盛衰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 07:36 UTC 版)

近世における世界の一体化」の記事における「スペインの盛衰」の解説

詳細は「太陽の沈まない国」および「無敵艦隊」を参照 1571年スペインローマ教皇ヴェネツィア共和国連合してレパント海戦オスマン帝国海軍破り同年マニラ占領してアジアにも拠点確立した1580年スペイン系ハプスブルク家ポルトガル王位を兼ねることとなり、ヨーロッパ大陸ではネーデルラント南イタリアなどを属領とし、中南米フィリピン、旧ポルトガル領マカオマラッカゴアおよびアフリカ大陸沿岸)の海外植民地含めて太陽の沈まない国」を実現した絶頂期にあったのはフェリペ2世在位中だったが、これに対しイングランドエリザベス1世スペイン覇権挑んだエリザベスは、海賊たちスペイン船を襲うのを公認奨励した1577年南イングランド出身で熱心な新教徒でもあった海賊フランシス・ドレーク船長は、「新大陸沿岸航行するスペイン船を私掠船次々襲って銀を奪い莫大な富を得てそのまま太平洋横断しイングランド帰還して、史上2番目の世界周航となった。なお、エリザベスフェリペ2世抗議にもかかわらずドレーク騎士叙している。 カトリック系スペイン対しカルヴァン派が多いネーデルラント低地地方)がスペインに対して反乱起こしたところ(八十年戦争)、イングランドネーデルラント支持した後世オースティン・チェンバレン((en)、ネヴィル・チェンバレン異母兄)も「『低地』独立こそイギリスの主要利害であり、その国境はわれわれの国境であり、その独立の喪失はわれわれの独立対す致命的打撃となる」と述べている。 そのため、イングランド-スペイン間の関係は悪化した1588年アルマダの海戦によりイングランドスペイン無敵艦隊壊滅したことを契機に、スペイン勢力下り坂入り商業の発展著し北部ネーデルラントオランダ)とイングランド覇権争い繰り広げることとなった

※この「スペインの盛衰」の解説は、「近世における世界の一体化」の解説の一部です。
「スペインの盛衰」を含む「近世における世界の一体化」の記事については、「近世における世界の一体化」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「スペインの盛衰」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「スペインの盛衰」の関連用語

スペインの盛衰のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



スペインの盛衰のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの第2次百年戦争 (改訂履歴)、近世における世界の一体化 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS