ステーキ料理のいろいろ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 14:30 UTC 版)
英語における用法では、日本で一般にイメージされる鉄板で焼いた厚めの一枚肉からはかけ離れたものも多い。 チーズステーキ 炒めた薄切り牛肉とチーズを柔らかいフランスパンに挟んだサンドイッチ チキンフライドステーキ モモなどの硬い部位のステーキを筋切りして叩き(これをキューブステーキという)、小麦粉の衣をつけてフライドチキンのように揚げた料理 スイスステーキ キューブステーキに小麦粉をまぶして焼き色を付け、トマトや玉ねぎなどの野菜と一緒に長時間煮込んだ料理。日本では豚肉で代用されることも多い。「スイスステーキ煮」と呼ばれることもある。 チャップステーキ 一口大にカットした牛肉をたまねぎやピーマンなどの野菜と炒め合わせた料理 タルタルステーキ 牛肉や馬肉の挽肉を、薬味と卵黄を混ぜ込み生食する料理 ハンバーガーステーキ 挽肉をステーキ状に成形し焼きあげる料理 ソールズベリーステーキ 日本のハンバーグによく似たアメリカ合衆国の料理 サイコロステーキ 肉を一口大に切ったもの。また、結着剤で屑肉や牛脂などを固めてサイコロ状の成型肉にしたもの。もともとは枝肉からステーキを切り出す際に生じる規格外の端肉の商品化であるが、ナイフとフォークを使う必要がないため、しばしば膳形式で箸とともに供される。その発祥は、東京日本橋・兜町のバンボリーナが『「ステーキを切る暇の無いほど忙しい」証券マンのために考案したのが始まり』と言われるほか、『福岡県久留米市の牛鉄で「スタミナステーキ」の名称で昭和45年に商品化された』事、また『昭和40年代にビッグシェフ・グループの前身である洋食店で、藤咲信次シェフが開発した』との説もある。成型肉の場合は内部に雑菌が入り込んでいる可能性が高いため、一枚肉のステーキとは異なりレアやミディアムの状態で食すると食中毒の恐れがある。 シャリアピンステーキ 擦り下ろしたタマネギに肉を漬け込んで柔らかくしてから焼いたもの。オペラ歌手のシャリアピンに由来する日本独特の料理。
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