スウィフトとは? わかりやすく解説

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スウィフト

分類:人工衛星


名称:スウィフト/Swift
小分類:科学衛星
開発機関・会社:国際共同
運用機関会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げ年月日:2004年11月20日
運用停止年月日:周回
打ち上げ国名機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げロケット:デルタII
打ち上げ場所:ケープカナベラル空軍基地
国際標識番号:04047A

ガンマ線バースト宇宙最大爆発現象です。その謎を探究するため計画され国際ミッションSwiftです。 日本では宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究本部埼玉大学東京大学の各研究室2000年からプロジェクト参加大面ガンマ線検出器開発参加しましたガンマ線バースト監視とともに自動追尾行なう初の人工衛星Swiftは、2004年11月デルタIIロケットによって打ち上げられました。データ地上転送世界天文台提供されています。

1.どんな形をして、どんな性能持っているの?
円柱形カプセル周囲様々な観測機器取り付けた形です。重量は1331kg、電源1040w、設計寿命2年です。衛星は、大面ガンマ線検出器BAT(Burst Alert Telescope)を搭載してます。BATとは、ガンマ線バースト位置素早く検出し衛星全体ガンマ線バースト方向回転させるのに必要な観測機器です。ほかに、視野の広いガンマ線/エックス線/可視光精密望遠鏡搭載してます。スウィフトは、ガンマ線観測とともに自動追尾まで行なう世界初衛星です。

2.どんな目的使用されるの?
天文学大きな謎の一つ宇宙最大爆発現象であるガンマ線バースト観測します。ガンマ線バーストとは、太陽100億年かけて放射するエネルギー100倍を数秒で放射する宇宙のかなたで発生する爆発です。これまでの観測では、私たち銀河から70億〜100光年の距離で非常に高いフラックス(輝き)が検知されエネルギー極めて大きいことが証明されています。このガンマ線バースト巨大なエネルギーが、一体どこでどのように発生するのか探究するため計画されたのが、スウィフトのミッションです。

3.宇宙でどんなことをし、今はうなっているの?
スウィフト衛星は、アメリカケネディ宇宙センターから2004年11月20日打ち上げられました。2004年12月19日には、3日1回くらい予測されるガンマ線バースト検出始まりましたミッション取得したデータ即時地上転送され全世界天文台科学者伝達公開されています。これによって世界各国地上望遠鏡観測参加できることになり、ガンマ線バースト正体突き止める研究大きく前進する期待されています。現在、周回中です。

4.どのように地球を回るの?
高度600km、傾斜角20度の円軌道です。





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