ジム寒冷地仕様
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「SDガンダムフルカラー劇場」の記事における「ジム寒冷地仕様」の解説
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ジム寒冷地仕様
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OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』に登場する地球連邦軍が開発した量産型MS。 拠点防衛用として北極基地などの地球上の寒冷地へ配備された。 寒冷地用のチューンとして、機体各所には既存の車両や航空機の運用ノウハウに基づいた氷結対策、防寒処理が施されている。また荒天が数日にもわたって続く事の多い寒冷地における部隊の生存性を確保するため、一年戦争時の地上用モビルスーツとしては破格の通信能力を持つ。 白色と黒色に彩色されており、イギリスのステン短機関銃に似た円筒形の本体と左へ突き出したフォアグリップ兼用マガジンが特徴的な専用のマシンガンを武装とする。また、前期量産型のものと同形の六角形シールド(十文字の紋章は省略されている)も設定画稿が用意されたが、アニメのストーリー中では全く登場しなかった。これは後述のRGM-79Gジムコマンドや、RX-78NT-1でも同様で、これらの機体はシールドの設定画がありながら劇中では全く使用せずに終わっている。 劇中での活躍 『0080』第1話冒頭で、北極基地を襲撃したジオン軍サイクロプス隊のMSに応戦すべく多数の機体が登場した。ジオン軍熟練パイロットが操縦するハイゴッグに圧倒され多くの被害を出すものの、シャトル発射阻止のため突出してきたハイゴッグ1機を撃破、シャトル防衛にも成功している。登場する機体のうち1機、もしくは2機がジム・コマンドが携行するブルパップ・マシンガンを装備している。 寒冷地仕様としてではない本機が登場する作品もあり、OVA『機動戦士SDガンダム Mk-IV』収録の「夢のマロン社「宇宙の旅」」では、後述のGS型と同様のカラーリングのD型が登場し、ジャブロー攻略戦で撃破されている。また、漫画『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』では、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}D型=[要出典]対ドム用性能向上型として登場し、塗装はGS型と同じものと、それをパワード・ジムの様なオレンジ系に変更したものがある。さらに、ゲーム『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』では、ジムの性能向上型として登場し、名称はRGM-79G ジム・コマンドになっている。 デザイン デザインは出渕裕が担当した。当初はアクア・ジムとしてデザインされていた。『0080』製作当初、第1話冒頭に登場するジムは、初代『機動戦士ガンダム』に登場したジム(大河原邦男:画)の外見をリファインしただけのものであり、設定上は塗装のみ寒冷地用に塗り直されている同一のものとされていた。しかし『0080』第1巻が発売される直前で、このジムは初代に登場したジムそのものではなく性能向上されたものであるという設定に変更された。 『0080』発表当時は、バンダイからインジェクションプラモデルキットは発売されず、2003年7月にはハイグレード・ユニバーサルセンチュリー (HGUC)シリーズで1/144スケールのキットが発売された。
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