ジム・ランプリーと「ガッティ・リスト」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/09 18:07 UTC 版)
「アメリカ合衆国のボクシング中継」の記事における「ジム・ランプリーと「ガッティ・リスト」」の解説
ジム・ランプリーは、1974年にABCスポーツに参加したが、本当に担当したかったボクシング解説をABCで最初に務めたのは、1986年2月のジェシー・ファーガソン対マイク・タイソン戦だった。これまでのキャリアで最も記憶に残るイベントはHBOに移った後に東京からの衛星放送で解説したタイソン対ジェームス・ダグラス戦だと言い、ボクシングはコマーシャルメッセージで中断される民間放送には向かない競技だとしている。 ランプリーはHBOがアルツロ・ガッティ対ミッキー・ウォード戦(初戦)の10周年を記念して2012年5月に開始したボクシングのニュース・情報番組でも進行役を務め、同局で試合を中継したことのあるボクサーのうち最も面白い試合をする10人をパウンド・フォー・パウンドとは別の評価軸として「ガッティ・リスト」と名付けて発表したが、初回のリストにはクリス・アレオラのように世界王者の経験がない選手やマイク・アルバラードのように世界戦の経験がない選手(当時)も含まれた。選出基準とされたのは、無敗記録を危険にさらすことも厭わず、打ちつ打たれつの試合展開で勝利を追求するためにファンにとって特別であり、時間や金銭を投じて通常のテレビやPPVや会場で観戦するだけの価値があること、またその戦い方のために観て面白く、自らPPV収入を稼げることであり、これが同局のボクシング中継のコンセプトともなっている。2013年末の放送では最優秀選手としてゲンナジー・ゴロフキンを選出する一方で、「ガッティ・リスト」の筆頭に挙げられたのはルスラン・プロボドニコフであった。 @media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .mod-gallery{width:100%!important}}.mw-parser-output .mod-gallery{display:table}.mw-parser-output .mod-gallery-default{background:transparent;margin-top:.3em}.mw-parser-output .mod-gallery-center{margin-left:auto;margin-right:auto}.mw-parser-output .mod-gallery-left{float:left;margin-right:1em}.mw-parser-output .mod-gallery-right{float:right}.mw-parser-output .mod-gallery-none{float:none}.mw-parser-output .mod-gallery-collapsible{width:100%}.mw-parser-output .mod-gallery .title,.mw-parser-output .mod-gallery .main,.mw-parser-output .mod-gallery .footer{display:table-row}.mw-parser-output .mod-gallery .title>div{display:table-cell;text-align:center;font-weight:bold}.mw-parser-output .mod-gallery .main>div{display:table-cell}.mw-parser-output .mod-gallery .gallery{line-height:1.35em}.mw-parser-output .mod-gallery .footer>div{display:table-cell;text-align:right;font-size:80%;line-height:1em}.mw-parser-output .mod-gallery .title>div *,.mw-parser-output .mod-gallery .footer>div *{overflow:visible}.mw-parser-output .mod-gallery .gallerybox img{background:none!important}.mw-parser-output .mod-gallery .bordered-images .thumb img{outline:solid #eaecf0 1px;border:none}.mw-parser-output .mod-gallery .whitebg .thumb{background:#fff!important}HBOの中継風景 2010年11月、ボードウォーク・ホールでセルヒオ・マルチネスと対戦する前のポール・ウィリアムスを映すカメラ。 2011年12月、マディソン・スクエア・ガーデンでミゲール・コット(右下)とアントニオ・マルガリート(左上)の両選手を映すカメラ。中央付近でマイクを持つのはリングアナウンサーのマイケル・バッファー。 同興行においてリング下で働く中継スタッフたち。中央が実況担当のマックス・ケラーマン。右隣が進行役のジム・ランプリー。その右手で女性と話しているのが番組で非公式ジャッジを務めるハロルド・レダーマン。
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