ジバンの関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:58 UTC 版)
柳田 誠一(やなぎだ せいいち) 第11話より登場。1935年生まれの54歳。警視庁秘密調査室統括責任者であり、五十嵐博士の助手としてジバン計画にも携わっていた。 最初は直人をジバンにすることに反対したが、五十嵐博士の熱意に負けてサポートを行いジバンを誕生させる。直人にいつまで生きられるかわからないことを告げつつ、五十嵐博士の遺志を継ぎバイオロンと戦うことを諭し、直人に警視正の階級を与えた。その後も立場上常時ではないもののジバンをサポートし、ジバンおよび直人の良き補佐役である一方、第19話ではバイオロンの元となる生命体が入った瓶と引き換えに少女をマッドガルボに人質にされた際も、それを渡せばバイオロンの謎を解明できないと瓶を渡さないなど非情な一面も見られた。 第51話でジバン基地を犠牲にして、バイオロンの本拠地を突き止めた後、基地の崩壊に巻き込まれ、直人に後を託して息絶える。 直人が両親亡き後の唯一の肉親である妹を捜していることを、そして五十嵐まゆみが直人の妹だと知りながら、いつ絶命するかもしれない直人に妹のことを隠匿していた。五十嵐夫妻の心を思い遣るつもりでも直人と五十嵐夫妻の心情を踏み躙る発言をしたが、その一方で長く妹を捜し続けていた彼の心を踏み躙ったことを後悔していたらしく、死に際に兄妹を引き裂きかけた罪に対する遅すぎる謝罪の言葉を残した。 ボーイ ジバン基地全般を管理する第6世代コンピュータ。データ解析などを受け持つ。後にハリーの身体に移植され、ハリーボーイとなる。 ハリー 第5話から登場。板倉博士が開発した第6世代コンピュータ内蔵で世界60カ国語以上を話すマスコットロボット。1985年生まれ。 平和主義な性格から当初は戦いによる解決を全面否定していた。バイオロンに捕らえられた板倉博士を救出するために電気ショックで戦い一度は機能停止するもメモリーチップが無事であったために修理されて復活。 第17話で五十嵐家に遊びに来た際、バイオロンによる五十嵐家襲撃に巻き込まれながらも第18話でバイオロンに捕まったまゆみを救出するためにアジトに潜入。マーシャとカーシャに捕まり、谷底に投げ捨てられてしまい大破。再び機能停止に追い込まれてしまったが、19話冒頭にて柳田の手で改修され、ハリーボーイとして復活を果たす。 ハリーボーイ ボーイのメモリーチップを移植された新生ハリー。胴体にボーイのような赤いレンズのカメラが新たに追加された。 ジバンを情報面からサポートし、失踪したまゆみに代わってジバンの助手も務める。 第51話で柳田からバイオロン基地を突き止める捨て身の作戦に共に残り、ジバン基地崩壊に巻き込まれて損傷。直人に看取られながら機能を停止した。
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