サハク姉弟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 09:32 UTC 版)
「機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズの登場人物」の記事における「サハク姉弟」の解説
代々オーブにおいて軍事部門を影で担ってきた、オーブ五大氏族の1つサハク家の後継者である双子の姉弟で、「オーブの影の軍神」という異名を持つ。アストレイのゴールドフレームを所有する。他の氏族と同じく、血縁よりも能力を重視する超現実主義により、サハク家当主であるコトー・サハクの養子となるべく作られたコーディネイター。共に長髪、190cm近い長身で、顔も瓜二つ。能力も戦闘用コーディネイターの劾を上回る。 オーブ国成立の頃から汚れ仕事を担ってきたのに加え、五大氏族の中でも並外れて優生学的な思想に偏っていたサハク家は、オーブが連合やプラントに引けを取らない技術を有していながら、争いを望まない国民達の意思やナチュラルとコーディネイターの平和的な共存を最優先して中立を語るアスハ家と対立関係にあり、中立主義を貫く故に連合との技術提携を断った元首のウズミのことも公然と批判。この結果、サハク姉弟は「世界は優れた一握りの者によって導かれるべきである」という思想を抱く様になり、独断でムルタ・アズラエルに接触し、G兵器の開発を始めとする技術提携を行い、更にはザフト側にもG兵器の情報をケナフ・ルキーニに横流しさせる等、能動的な介入を行っていくようになる。 しかし、G兵器が配備されていたコロニー「ヘリオポリス」がザフトの襲撃を受け、崩壊してしまう大惨事となったのを機に、真実を知ったウズミ・ナラ・アスハから自分達の行いを厳しく糾弾され、その勢力を割く為にあえて自分の暗躍として責任を取った彼によって目論見を潰されたが、ロンド姉弟は諦めようとせず、オーブのマスドライバーの価値を高める為に民間施設であるギガフロートを攻撃する等、過激とも言える暗躍を繰り返し、第三次ビクトリア攻防戦時には連合側に直接的な軍事協力もするようになる。それによってオーブへの不介入の協定をしていたのだが、アズラエルを見くびりすぎてしまった結果、オーブの技術力に目をつけた彼によって協定は反故にされ、自分達が第三次ビクトリア攻防戦に参戦している間に、アズラエルが直接指揮を執る形でオーブのマスドライバーとモルゲンレーテ社が狙われ、オーブ解放作戦によってオーブは壊滅してしまう事態となってしまう。その際に養父のコトー・サハクが死亡したため、サハク家の当主を2人が受け継いでいる。ただし、サハク姉弟とアズラエルの関係については表沙汰にはなっていない上に、被災したオーブ国民の多くを宇宙ステーション「アメノミハシラ」に迎え入れた結果、サハク家は責任を問われず、オーブ侵攻と壊滅双方の責任はウズミ一人のものとなっている。 しかし、オーブ国民達を危険に晒した事態を招いた報いか、後に弟のギナは自らの力を過信した末に、サーペントテールの叢雲劾に殺害され、その意思は双子の姉のミナの方が継ぐ事になるが、拠点アメノミハシラに訪れたロウ・ギュールとの邂逅を機に、その考えを変えるに至った。
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