サターンIB
(サターンIB_型ロケット から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 01:10 UTC 版)
サターンIB(英語ではSaturn IB サターン・ワン・ビーと発音される。日本では『サターン・いち・びー型ロケット』と呼ばれるのが一般的である)は、アメリカ合衆国のアポロ計画で使用されたロケットである。前身のサターンIの改良型であり、第二段により強力なS-IVBを搭載していた。このロケットが完成したことにより、当時開発中だった史上最大のロケットサターンVを待たずして、アポロ宇宙船を地球周回軌道に投入しテストする手段が得られたため、アポロ計画の推進に極めて大きな効果をもたらした。サターンIBは、後にスカイラブ計画やアポロ・ソユーズテスト計画でも使用された。スカイラブを含む最後の4回の飛行では、特徴である第一段燃料タンクの白と黒の塗り分けはされなかった。
- ^ “スペースワールドのロケット、本当にICBM? 機体番号「SA-212」は『サターンIB』と指摘相次ぐ(篠原修司) - Yahoo!ニュース”. Yahoo!ニュース 個人. 2023年3月27日閲覧。
- 1 サターンIBとは
- 2 サターンIBの概要
- 3 第二段 (S-IVB)
- 4 外部リンク
「サターンIB 型ロケット」の例文・使い方・用例・文例
- サターンIB_型ロケットのページへのリンク