サウザー編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 17:04 UTC 版)
「北斗の拳の登場人物一覧」の記事における「サウザー編」の解説
オウガイ 声 - 大久保正信 / 江川央生(真・北斗無双) / 青山穣(LEGENDS ReVIVE) 南斗鳳凰拳先代伝承者。サウザーの師父。孤児であったサウザーを親身に育て、南斗鳳凰拳の次代伝承者として鍛えたが、南斗鳳凰拳の宿命によりサウザーの手で命を落とすことになる。情愛に満ちた心を持ち、拳法の指導者としての才も申し分なかったが、サウザーに課した最後の試練は結果として彼を大きく歪ませることになった。 原作では「お師さん」と呼ばれていたが、アニメでは「オウガイ先生」と呼ばれている。 『ラオウ伝 殉愛の章』ではオウガイとサウザーの過去について全く語られず、オウガイの陵墓である聖帝十字陵建設の意味も描かれなかった。 リョウ 声 - 江森浩子 / 石村知子(真救世主伝説) 聖帝サウザーに抵抗するシュウ率いる反帝軍のメンバーの息子。父親が持ち帰った食糧を食べたが、サウザーの罠によって毒が入っており、ケンシロウが秘孔を突くも手遅れで命を落とす。テレビアニメ版では、秘孔を突かれて蘇生している。 リゾ 声 - 西村知道 / 園部啓一(真救世主伝説) かつて「仁星」のシュウと共に南斗聖拳を学んだ同門の男。聖碑を運ぶシュウの足の傷が広がるのを見かねて、サウザーに「せめて傷に包帯を巻くことを」と嘆願するが「お前とその家族全員の命を代償に許してやってよい」と返され、シュウに詫びるしかなかった。シュウに気持ちを汲まれて「今は、お前たちの心が動いただけで充分だ」、「その心が、いずれこの世に再び光をもたらすことであろう」と予言される。その言葉と懸命に聖碑を運ぶ姿に敵の兵士の一部までもが心を打たれる。 シバ 声 - 難波圭一 / 入野自由(真救世主伝説) / 桑島法子(真・北斗無双) 南斗六聖拳「仁星」のシュウの息子。バットより年下。シュウは幼い息子に「仁星」の宿命を背負わせるのを恐れ、南斗白鷺拳を伝授しようとはしなかったが、息子であるシバの血の中にも「仁星」は息づいており、聖帝サウザーとの初戦で深手を負わされてしまって捕らわれたケンシロウを救出すべく、サウザーの世話係の少年奴隷に扮して単身敵中に潜入し、最後は聖帝軍の執拗な追っ手もろともダイナマイトで自爆してケンシロウを救った。ケンシロウはかつて南斗十人組手の際にシュウに命を救われ、今度は息子のシバまでもが犠牲となったことを心から詫び、サウザー打倒を誓った。そのことを聞かされたシュウは息子を誇りに思い、褒称する。 アニメ版ではシバの登場場面が増えており、『ラオウ伝 殉愛の章』では内容の一部が変更されている。 タカ 声 - ? 誘拐した子供を差し出して聖帝正規軍入りを目指す悪党に、他の5人の弟妹を守るための犠牲としてさらわれた男の子。母親の案で木の箱に隠れている所を故意に発見されて連れていかれた。 アニメ版では、直後に現れたケンシロウに救われ、母のもとへと帰ってくる場面が追加されている。 ターバンの少年 声 - 江森浩子 / 儀武ゆう子(北斗の拳 イチゴ味) シュウを慕う少年。シュウを殺し、ケンシロウをも殺そうと聖帝十字陵を登るサウザーの足に、隠し持っていた釘のような凶器(アニメ版などではナイフ)を刺した。この行為に対してサウザーは怒るどころか「シュウへの愛が、こんなガキまで狂わす」と叫び、師オウガイのことを語り始めた。 アニメ版ではレムの名前が付けられている。 『北斗の拳 イチゴ味』ではターバンのガキとして、拳士に準じた役割で登場している。 『北斗の拳』の連載35周年を記念して行われた人気投票「国民総選挙」では、第16位にランクインしている。
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