ラオウ伝 殉愛の章
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「真救世主伝説 北斗の拳」の記事における「ラオウ伝 殉愛の章」の解説
ソウガ 声 - 石塚運昇、(少年期)宮田幸季 ラオウの忠臣にして軍師。かつて戦場で右足を失っており、義足である。もともとラオウとは修羅の国時代の幼なじみで、長じてからは妹レイナと共に海を渡って拳王軍に参加した。しかし、病に蝕まれ余命わずかであることを悟り、サウザーとの対峙を控えた軍内部の低い志気を引き締めるべく自らの命を捨てた行動に出て、最期は「覇業を一目見たかった」と言って息絶えた。ラオウは彼をレイナ一人で弔うことを許可し、その亡骸はレイナが火葬した。 レイナ 声 - 柴咲コウ、(少女期)城雅子 ラオウとは修羅の国時代からの幼なじみの女。兄ソウガと共に拳王軍に参加した。拳法の心得はないが、剣と馬術に長けているので拳王親衛隊長として活躍する。ラオウに愛を抱く。聖帝十字陵戦で聖帝軍の矢を背中に受け、その際に死亡したと思われたが、ラオウの秘孔術で蘇り、ラオウが修羅の国で待つように言ったことをリンとトキから伝えられる。 『激闘の章』では、ケンシロウとの決戦に赴いたラオウの帰りを赤鯱と共に待ちわび、遺灰となって帰ってきたラオウに「おかえりなさい」の一言をかけた後、赤鯱の船に乗り修羅の国へ帰った。なお、その途中で遺灰の一部を水葬している。 レイナのキャラクターデザインは『ジャンプ』時代から原と交流のある漫画家、北条司が担当。レイナの声を担当した柴咲は、『殉愛の章』冒頭ナレーションも担当している。 ヨウ 声 - 藤本譲 ソウガ配下の初老の男。ソウガの死後、レイナにソウガからの手紙を渡し、彼の真意を伝えた。 冥王 声 - 天田益男 拳王軍が聖帝軍との決戦の前に戦った冥王軍の長。ラオウ曰く「あの世で王となるとほざく戯け」。軍は戦車やバイクなどを駆使する。槍や鉤爪でラオウを攻撃するも北斗剛掌波で木っ端微塵にされた。北斗神拳を「所詮は生身の拳法」と称して鋼の鎧で体を固めて防護策を敷いていたが、結局はムダだった。なお、『ユリア伝』ではリハクから冥王軍は「ならず者の集まり」と言われていた。
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