go around
「go around」とは・「go around」の意味
「go around」とは、主に3つの意味がある。1つ目は、ある場所や物体を回り込む、または避けることである。例えば、建物を回り込んで裏手に行く場合などで使用される。2つ目は、ある情報や噂が広まることを指す。この場合、「go around」は情報が人から人へ伝わっていく様子を表現している。3つ目は、十分な量があることを示す。例えば、食事の量が十分にある場合、「There is enough food to go around」と言う。「go around」の発音・読み方
「go around」の発音は、/ɡoʊ əˈraʊnd/である。カタカナ表記では、「ゴウ・アラウンド」となる。日本人が発音するカタカナ英語では、「ゴーアラウンド」と読む。「go around」の定義を英語で解説
""Go around"" has three main meanings. The first meaning is to move around a place or an object, or to avoid it. The second meaning is when information or rumors spread from person to person. The third meaning is to indicate that there is a sufficient amount of something, such as food or resources.「go around」の類語
「go around」の類語として、「circulate」「spread」「bypass」「avoid」などが挙げられる。ただし、これらの類語は文脈によって使い分けが必要である。「go around」に関連する用語・表現
「go around」に関連する用語や表現には、「go about」「go through」「go over」などがある。これらの表現も、文脈によって意味が異なるため、注意が必要である。「go around」の例文
1. We had to go around the construction site to get to the other side.(工事現場を回り込んで反対側に行かなければならなかった。) 2. Rumors about the company's financial problems started to go around.(会社の財政問題に関する噂が広まり始めた。) 3. There is enough pizza to go around for everyone at the party.(パーティーの参加者全員に十分な量のピザがある。) 4. The news about the celebrity's scandal quickly went around on social media.(有名人のスキャンダルに関するニュースがSNSで速やかに広まった。) 5. To avoid traffic, we decided to go around the city center.(交通渋滞を避けるため、市街地を回り道した。) 6. The teacher asked the students to go around the classroom and collect everyone's homework.(先生は生徒に教室を回ってみんなの宿題を集めるように頼んだ。) 7. The information about the new policy went around the office quickly.(新しい方針に関する情報がオフィス内で速やかに広まった。) 8. We had to go around the lake to reach our destination.(目的地に到達するために湖を回り込む必要があった。) 9. The flu virus is going around, so be sure to take precautions.(インフルエンザウイルスが流行っているので、予防対策をしっかりと行うこと。) 10. There are enough chairs to go around for all the guests.(すべてのゲストに十分な数の椅子がある。)【ゴーアラウンド】(ごーあらうんど)
航空機がデシジョン・ハイト以下の低空に達した後、着陸を行わずに再び上昇を始める事。
空母への着艦を予定していた場合は「ウェーブオフ」または「ボルター」と呼ぶ。
「滑走路上の障害物」「先行機とのニアミス」「横風」など、パイロットが危険を判断した場合に行う。
このように、本来は安全確保のために行われる動作であるゴーアラウンドだが、1994年に名古屋空港で発生した中華航空機墜落事故の際、マスコミが「ゴーアラウンドが墜落の原因」とのデマを報じてしまったため、否定的なイメージをもって捉えられたことがある。
関連:進入復航
着陸復行
(ゴー、アラウンド から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/27 09:41 UTC 版)

着陸復行[1][2]または着陸復航(ちゃくりくふっこう)とは、VFR、IFRを問わず航空機が着陸もしくはそのための進入の継続を断念し、上昇体制に移ること。ゴーアラウンド(Go-around) とも言われる。
概要

パイロットが自身の判断で行うことも、また、管制官が滑走路又は航空交通の状況等の事由により到着機の進入継続が安全でないと判断される場合に指示を行うこともある。「着陸復航」と記述されることもある。単に「復行」と言った場合には進入復行ではなく着陸復行を指すことが多い。
極端に接地点が奥にいってしまった為にそこから再上昇しても、タッチアンドゴーとは言わずに着陸復行になる。
海軍航空隊ではゴーアラウンド(Go-around)ではなくウェーブ・オフ(Wave off)と呼称する。
近年の旅客機では、オートスロットルを利用して上昇可能な推力までスロットルを動かして加速する一連の手順をTO/GAスイッチ(Takeoff/Go-around switch)を押すだけで自動的に行う機能を搭載している機種もあるが、誤ってスイッチが押され着陸復行モードに移行したことにより空間識失調が引き起こされ墜落した事例もある(アトラス航空3591便墜落事故)。
操作ミスを減らすためオートランド作動中にTO/GAスイッチを押すと着陸モードが解除され、着陸復行モードに移行する。
着陸復行を決定できる限界高度があるため、対地接近警報装置には「decision height」「decide」など音声で知らせる機能がある。
進入復行
進入復行[3](しんにゅうふっこう)とは、計器飛行方式により進入中の航空機において、その進入の継続を断念し、公示された進入復行方式、もしくは事前通報された進入復行方式にしたがって飛行する方法のこと。ミストアプローチ(Missed-Approach)ともいう。
進入復行経路(方式)は計器進入方式ごとに定められており、普通は 超短波全方向式無線標(VOR)・距離測定装(DME)や、無指向性無線標識(NDB)上空などでの旋回待機(ホールド)で終了する。着陸のために再び進入するには、管制官の進入許可が必要。
計器進入方式による進入許可には、進入復行の許可が含まれる。
着陸復行、進入復行が行われる場合


着陸復行・進入復行は管制官の指示による場合と、機長の判断によって行われる場合がある。
- 一定の高度(ディシジョン・ハイト)まで降下しても、視界不良で滑走路が見えない場合[4]。
- 背風(テイルウインド)または横風(クロスウインド)で、安全な着陸が見込めない場合[5]。
- 滑走路上に障害物や離陸機、先行着陸機との管制間隔を確保できないと判断した場合。
- 空母に着艦する際は基本的にパイロットではなく、飛行甲板上の責任者(エアボス)から独立した着艦信号士官(LSO)が判断を下す。パイロットはLSOが操作する光学着艦装置の着艦復行ライト(Wave-off lights)が点滅した場合、着艦を中止し即座に復行する。アレスティング・フックがアレスティング・ワイヤーに引っかからないなど着艦失敗(ボルター)の際には自己判断で着艦復行を行う。
脚注、出典
- ^ Wragg, David W. (1973). A Dictionary of Aviation (first ed.). Osprey. p. 206. ISBN 9780850451634
- ^ 航空保安業務処理規定 第5管制業務処理規定(III) - 2 - (3)による。
- ^ 航空保安業務処理規定 第5管制業務処理規定(II) - 7 - (7)aによる。
- ^ “よくある質問(FAQ)”. 国土交通省 (2010年8月24日). 20 December 2016閲覧。
- ^ “日航機操縦室内では衝撃音の後「小型機いましたね」…羽田空港衝突事故・CVRの記録から”. 読売新聞オンライン (2024年12月25日). 2024年12月25日閲覧。
関連項目
外部リンク
- ゴー、アラウンドのページへのリンク