コロニーの住民
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 10:59 UTC 版)
「機動戦士クロスボーン・ガンダム」の記事における「コロニーの住民」の解説
ガルマ・ザビ三世 ザビ・ジオンの総統で、ズム・シティを治める。名前は自称であり、ガルマ・ザビとは血縁関係は無い。為政者としては完全な失格者で、圧政を敷きズム・シティの住民を虐げていた。アーノルド曰く、「日に30人を処刑する独裁者」。フォントとアーノルドがズム・シティ内へと潜入した際は自身の行いに報復される恐怖に怯えて財宝をため込んだ自室に隠れており、上官からの命令は捕縛であったが、尋問の際の態度に呆れたアーノルドの手によって高所から落とされて死亡した。 タルス・バンス サイド1の統治を行う王様で自称「行政執行機関代行官」。戦乱によって市民一人一人が政治に参加する余裕がなく、「何とかできそう」という理由で全権を委任されている。本人は「丸投げ」「バカくせえ」と不満を漏らしており、一日も早く選挙ができる日が来ることを望んでいる。だが、現状では不可能だということは承知しており、親バカもあるが娘のオリエの婿としてアッシュに跡を継いで欲しいと言っている。 タルス自身も歴戦のMS乗りであり、通常のMS携行火器では撃ち抜けない重装甲とパワーを誇る「プシケー」を愛機とする。「DUST計画」の最終段階では地球へ降下するまでの時間を稼ぐべく自ら出撃しているが、もし計画の成功率が50%を切るようならば、自分のコロニーと人民を大量殺戮兵器とさせないためにコロニー自体を自爆させる決意を固めていた。だが、結局は50%ギリギリになりながらも計画成功を信じて爆破はしなかった。最後はコロニー突入作業の最中に、剥離し飛んできた外壁の直撃を受け、命を落とす。 オリエ・バンス タルスの娘。無敵運送の仕事でアッシュに助けられて以来、彼に思いを寄せており、タルスからも婚約者として認識されている。身体が弱く、アッシュ自身は自分を好くことで健康になる意欲が増すなら「まあ、良いか」と本気にしていない。「DUST計画」実行時は病院船に避難させられるも、賛美歌の国の急襲で命の危機に陥る。しかし寸での所でレオに救出された。その後はレオと共にコクピット内でコロニーの降下を見守るも、地球の風景を見届けた際に体力が尽き、落命する。 ミリオ・ビリオン フロンティアIVの領主を務める大富豪。タガナスを通じてアッシュに紹介され、協力を取り付ける。真意はともかく、自分のコロニーが首切り王に狙われるのも時間の問題であり、そのために自分から積極的に迎え撃つと宣言している。金に飽かせてミキシング・ビルドとしては高性能な機体「G・G(ゴージャス・ガンダム)」を所有しているが、腕前は並み程度。 サイド1を巡るキュクロープスおよび讃美歌の国との決戦では、パイロットとしての腕ではなく洞察力でメルト・バロックのダガー・ファンネルを破壊する金星を挙げ、決戦後は「DUST計画」に付き合いきれないと自領に撤退した。
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