クシェペルカ王国製
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 16:16 UTC 版)
「ナイツ&マジック」の記事における「クシェペルカ王国製」の解説
諸元レスヴァント所属 クシェペルカ王国 生産形態 量産機 フレーム インナースケルトン 搭乗者 クシェペルカ王国軍騎操士 レスヴァント 旧クシェペルカ王国軍の制式量産型幻晶騎士。親方曰くカルダトアより若干優秀だったとの事だが、戦力評価的には新型のティラントー相手では3対1でようやく戦いになるとされる程度。ジャロウデク軍からは案山子と呼ばれ侮られていた。主力たるこの幻晶騎士の能力不足が旧クシェペルカ王国が蹂躙された一因ともなった。レスヴァント・ヴィード レスヴァントに背面武装と大型の蓄魔力式追加装甲「ウォールローブ」を装着した急造改修機で、従来の倍以上となった魔力貯蓄量に任せた多連装魔導兵装による遠距離法撃に特化している。平時は直立する魔導兵装とウォールローブが相まって塔のようにも見える外観から、塔の騎士と呼ばれた。 全身を覆うウォールローブの超重量のために移動能力を大きく損ない、近接戦闘能力はほぼゼロになっているが、向かってくる相手を撃つだけの遠距離戦闘や拠点防衛用としては大活躍した。ウォールローブは着脱式であり、敵に接近されたら邪魔な重りを捨てて逃げる事くらいは出来るようになっている。 クシェペルカ王国の窮状を凌ぐためにとりあえずエルによって設計されたものだが、ジャロウデク王国の侵攻を挫く大きな原動力となった。その想定以上の活躍もあり、後の世に法撃戦仕様機が広まる流れを作った。 カルトガ・オル・クシェール クシェペルカ王国国王騎。ジャロウデク王国による王都デルヴァンクール侵攻時に、王城内でクリストバルが騎乗するアルケローリクスとの一騎打ちに敗れて破壊され、騎乗していたアウクスティ王も討ち死にした。カルトガ・オル・クシェール二世(セカンド) 再建された国王騎。操縦技術のないエレオノーラのために2人乗りとなっている。代わりに操縦しているイサドラの技量も素人よりはマシといった程度であるため、実質的な戦闘能力はほとんどなくあくまで象徴的な存在として従軍した。 レーヴァンティア 銀鳳商会から新生クシェペルカ王国への技術提供により開発された、東方様式の新制式量産型幻晶騎士。アニメ版には未登場であり、カラーリング等の異なるカルディトーレが代役とされた。設計はエルの手によるもので、急いで戦力拡充を図るためにカルディトーレの設計を一部流用している。レスヴァントより力強いフォルムになっており、一目で別物と分かる模様。初期型は急造品であったため、ティラントーの残骸から回収した部品まで流用したキメラのような機体が当たり前に存在したが、戦争の合間に問題点の改善など色々と練り上げられ、量産に耐える制式機となった。 カルディトーレを参考にしているだけあってその性能は高く、最大出力こそパワー型のティラントーには及ばないもののそこまで圧倒的な差はない。そのためティラントーの重装甲を穿つ事も可能になり、こちらにはあって相手には欠けている機動性も相まって互角に戦えるようになった。 この他、背面武装に代わり投槍装備に換装した投槍戦仕様機(ジャベリニーアスタイル)も開発されている。ツェンドリンブルの地対空兵装である垂直投射式連装投槍器とは異なり、一般的な騎操士で一度に誘導できる魔導飛愴(ミッシレジャベリン)が1本に限定されるため、単発式にしたものを装備している。 投槍戦仕様機は選択装備の一環でもあり、後にカルディトーレなどにも投槍装備が導入されこの仕様の幻晶騎士全般の呼称となった。
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