quasi
別表記：クエイザイ
「quasi」とは、ほぼ・準ということを意味する表現。
この接頭辞は、何らかの類似性や近似性があるが、完全には同じではないことを示すために使われる。例えば、「quasi-experimental design（準実験的設計）」は、実験的設計に似ているが、厳密には実験的ではない研究設計を指す。
「quasi」は、比較的形式的な書き言葉や学術用語でよく使われる単語であり、日常会話や非専門用語の場合は、代わりに「almost」や「similar to」などの言葉が使われることが多い。
「quasi」は「qua・si」のように2つの音節に分けられ、アクセントは1つ目の音節に置かれる。
「quasi-official」は「準公式の」ということを表し、公式の手続きに近い形式であるが、正式な手続きではないことを指す。
「quasi-science」は、「準科学」「偽科学」を表す。これは、科学的な手法や理論に似た形式的な手法を用いているが、科学的な方法や証拠に基づいていないものを指す。例えば、占いや超常現象の研究などがこれにあたる。
「quasi-experimental」は「準実験的」ということを表す。実験的手法に近い形式的手法を用いているが、実験的条件下での実験とは異なるものを指す。例えば、観察研究などがこれにあたる。
「quasi-historical」とは、史実としての正確性には欠けるが、歴史的な要素を含んでいるとされる作品や出来事を指す表現である。
たとえば、フィクション作品であっても、歴史的な時代や事件を舞台にしている場合、その作品は「quasi-historical」と呼ばれることがある。また、歴史研究においても、史実に基づく正確な資料がなく、推測や仮説に基づいて研究が進められる場合にも「quasi-historical」という言葉が使われることがある。
「quasi-National park」とは、国立公園を定める法定枠組みには含まれていないが、国の指定を受けた地域であり、国立公園に類似する保護地域のことを指す。
「quasi-emergency」は「準緊急事態」という意味で、緊急事態ではないが、重要度や緊急性が高い事態や状況を指す。例えば、大雨や台風などの自然災害が予想される場合などは、事前に適切な準備が必要となり、「quasi-emergency」として対応されることがある。
・He is a quasi-genius.（彼はほとんど天才である。）
・The book is a quasi-memoir.（その本は一種の回顧録である。）
・The company's quasi-ethical practices were exposed by investigative journalists.（その会社の見せかけの倫理的行為は調査ジャーナリストによって暴露された。）
・The so-called "quasi-experts" turned out to be frauds.（いわゆる「見せかけの専門家」たちは詐欺師だった。）
・She has quasi-parental authority over her younger siblings.（彼女は弟妹たちに対して準親権を持っている。）
・The new product is a quasi-replacement for the old one.（その新製品は、古いものに近似した代替品である。）
・The painting has a quasi-Impressionist style.（その絵画は、印象派に類似したスタイルである。）
「quasi」とは、ほぼ・準ということを意味する表現。
「quasi」とは・「quasi」の意味
「quasi」という単語はラテン語から英語に借用された接頭辞で、「ある程度」「ほぼ」「同様に」などの意味を持つ。例えば、「quasi-scientific（準科学的な）」「quasi-religious（準宗教的な）」「quasi-intellectual（準知的な）」などの表現がある。この接頭辞は、何らかの類似性や近似性があるが、完全には同じではないことを示すために使われる。例えば、「quasi-experimental design（準実験的設計）」は、実験的設計に似ているが、厳密には実験的ではない研究設計を指す。
「quasi」は、比較的形式的な書き言葉や学術用語でよく使われる単語であり、日常会話や非専門用語の場合は、代わりに「almost」や「similar to」などの言葉が使われることが多い。
「quasi」の発音・読み方
「quasi」の発音記号は、アメリカ英語では「kwéɪsɑɪ」、イギリス英語では「ˈkwɒ.zi」となる。カタカナ表記では、「クウェイザイ」と表すことができる。「quasi」は「qua・si」のように2つの音節に分けられ、アクセントは1つ目の音節に置かれる。
「quasi」の語源・由来
「quasi」という言葉は、ラテン語の「quāsi」に由来する。「quāsi」は、「quām（まるで）」と「sī（もし）」の組み合わせである。「quasi」を含む英熟語・英語表現
「quasi-judicial」は「法的手続きに準じた」という意味で、ある機関が公正に判断するための手続きに似た形式的手続きを指す。また、「quasi-judicial」と類似している単語としては、「quasi-legal」という単語が挙げられる。これは、「法的に近い」という意味を持ち、法的手続きに近い形式的手続きを指す。例えば、民間の仲裁や調停は、法的手続きに似た形式的手続きをとることがある。「quasi-official」は「準公式の」ということを表し、公式の手続きに近い形式であるが、正式な手続きではないことを指す。
「quasi-science」は、「準科学」「偽科学」を表す。これは、科学的な手法や理論に似た形式的な手法を用いているが、科学的な方法や証拠に基づいていないものを指す。例えば、占いや超常現象の研究などがこれにあたる。
「quasi」に関連する用語の解説
「quasi-experimental」とは
「quasi-experimental」は「準実験的」ということを表す。実験的手法に近い形式的手法を用いているが、実験的条件下での実験とは異なるものを指す。例えば、観察研究などがこれにあたる。
「quasi-historical」とは
「quasi-historical」とは、史実としての正確性には欠けるが、歴史的な要素を含んでいるとされる作品や出来事を指す表現である。
たとえば、フィクション作品であっても、歴史的な時代や事件を舞台にしている場合、その作品は「quasi-historical」と呼ばれることがある。また、歴史研究においても、史実に基づく正確な資料がなく、推測や仮説に基づいて研究が進められる場合にも「quasi-historical」という言葉が使われることがある。
「quasi-National park」とは
「quasi-National park」とは、国立公園を定める法定枠組みには含まれていないが、国の指定を受けた地域であり、国立公園に類似する保護地域のことを指す。
「quasi-emergency」とは
「quasi-emergency」は「準緊急事態」という意味で、緊急事態ではないが、重要度や緊急性が高い事態や状況を指す。例えば、大雨や台風などの自然災害が予想される場合などは、事前に適切な準備が必要となり、「quasi-emergency」として対応されることがある。
「quasi」の使い方・例文
「quasi」は、「ほとんど」「一種の」「見せかけの、偽りの」などの意味を持つ。以下に、「quasi」を用いたいくつかの例文を示す。・He is a quasi-genius.（彼はほとんど天才である。）
・The book is a quasi-memoir.（その本は一種の回顧録である。）
・The company's quasi-ethical practices were exposed by investigative journalists.（その会社の見せかけの倫理的行為は調査ジャーナリストによって暴露された。）
・The so-called "quasi-experts" turned out to be frauds.（いわゆる「見せかけの専門家」たちは詐欺師だった。）
・She has quasi-parental authority over her younger siblings.（彼女は弟妹たちに対して準親権を持っている。）
・The new product is a quasi-replacement for the old one.（その新製品は、古いものに近似した代替品である。）
・The painting has a quasi-Impressionist style.（その絵画は、印象派に類似したスタイルである。）
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