クイズMr.ロンリー時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 05:57 UTC 版)
「クイズMr.ロンリー」の記事における「クイズMr.ロンリー時代」の解説
出題する女性の決定は、各人の席のランプがランダムに点滅する中、解答者がセレクトボタンを押し(文珍が「セレクトスイッチオン!はいどうぞ~!!」と言う)、ランプが止まった女性が出題役となる。女性は出題の前に正解した時に獲得できる賞品のパネルを35枚(途中から30枚)の内の中から1枚を選ぶ。 解答者が正解すると、解答者の賞金の金額が増え、出題者も同額の賞金が獲得できる。また、同時に賞品も確保できる。 また、賞品のパネルには「ボーナス」「キッス」「デビル」の3枚が特別賞として用意されている。「ボーナス」は正解した場合にその問題の賞金が2倍となる。また、その後解答者側が不正解した場合でもボーナス賞金は確保される。 「キッス」はもう1枚賞品を選択することができる。さらに正解すると出題者が解答者にキッスをプレゼントできる。 「デビル」は正解すれば賞金・賞品は出題者・解答者双方で貰えるが、不正解だとその解答者に出題した女性の賞金・賞品は全部没収となる。 さらに1986年12月からは「ボーナス」のパネルが無くなった代わりに「ルーレットマーク」というものが新設された。これを引くと、出題者はルーレットで正解した時の賞金の倍増に挑戦し、正解すれば1問につき「1UP」2問分、「2UP」なら3問分の正解数と賞金が加算される。また、「☆」マークを引いた場合には問題解答前に自動的に賞金を積み立て。「ガイコツ」マークだと、女性は賞金が貰えないとともに、解答者も今までの正解数と積み立て賞金は全て没収された上で改めて第1問目から再スタート。 解答者は一度でも間違えれば失格となり、それまで確保していた賞品は没収され、賞金は半額になる。 出題者が確保できなかった全ての賞品のうち、2つは視聴者プレゼントに回された。 出題者決定前なら自ら途中でギブアップすることも可能で、その際にはその時点での賞金と賞品をそのまま獲得できる。 12問正解してパーフェクトを達成すると天井から大量の紙吹雪と風船が降り、賞品と賞金50万円を獲得できる(ただし、賞金と賞品の総額が100万円を超えた場合には、解答者が判断して必要ない賞品を返さなければならない)。 毎週参加賞として、出場した解答者全員に番組特製ジャンパーとトレーナー、出題者全員にスポンサーからの賞品が贈られた(全国ネット『Mr.ロンリー』時代には、筆頭スポンサーのP&Gサンホームとフルベール化粧品の2社から賞品が贈られた)。 正解数による賞金額は下記の通り。 ¥5,000 ¥10,000 ¥20,000 ¥30,000 ¥50,000 ¥70,000 ¥100,000 ¥150,000 ¥200,000 ¥300,000 ¥400,000 ¥500,000 各回の最高正解数の解答者は、クイズ終了時にチャンピオン席に座る。 後の解答者がチャンピオンの正解数を上回った時点で、それまでのチャンピオンは「転送」され、スタジオから追い出される(全身が数秒間CG編集され、後にフェードアウトして転送されるという演出がされていた)。また、転送される前に文珍が「○○さん、どこに転送されますか?」などと転送先をチャンピオンに聞いていた(チャンピオンは大抵は「自宅」と答えていたが、まれに自身が行きたい場所を言うこともあった)。番組のオープニングで文珍が登場するシーンはこれとは逆に、文珍がスタジオに転送されて現れるという演出が施されていた。 シンキングタイムにはBGMが鳴る。フランク・ミルズ「The Happy Song」の冒頭と末尾とを編集したものである。 時間が一杯になった時点で(ドアチャイムと同じ音が鳴る)チャンピオンの座を守った解答者は「今週のチャンピオン」となり、海外旅行(初期にはガルーダインドネシア航空で行くバリ島、後に大韓航空(番組では「コリアンエアー」と称した)で行くハワイ)を賭けたチャレンジクイズに挑戦。1問のみの出題で見事正解すれば解答者・出題者双方が海外旅行を獲得。チャンピオンの正解数以下で解答者がまだ正解を続けている場合に時間一杯となった場合は、次週に引き続いて出場できる。 解答者は男性限定。また、出題者は女性限定(特別企画では逆パターンもあった)。女性は複数人のグループでの応募も受け付けていた。 海原さおり・しおり(後に非常階段に交代)は主に一般女性出題者をフォロー(左半分の列をさおり→シルク、右半分の列をしおり→ミヤコが担当)したり、男性解答者に容赦ないツッコミを入れたり、オープニングでの文珍とのトークのやりとりを行う担当だった。 問題に間違えた時、大抵は女性出題者から男性解答者に対してきつい一言を言われる(「はやく○○へ帰って下さい」、「淀川へ身投げしてください」など)。
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