キーワード一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 16:15 UTC 版)
Javaの基本言語仕様は54種類程度に抑えたキーワードによって比較的コンパクトにまとめられている。Javaの構文はC++言語によく似たものであり、それよりも比較的平易化されている。従って以下のキーワードを眺めるだけでもJavaプログラミングの大まかなスタイルを掴むことができる。 類別キーワード説明アクセス修飾子 import パッケージ名前空間の解決用 private 同クラス内でアクセス可 package 同クラス内と同パッケージ内でアクセス可、パッケージスコープの宣言 protected 同クラス内と同パッケージ内と派生クラス内でアクセス可 public 全範囲でアクセス可 クラス定義系 abstract 抽象クラス、抽象メソッド class クラス enum 列挙型 extends スーパークラスの指定 final クラスの継承不可、メソッドのオーバーライド不可、フィールドの定数化 implements 実装するインターフェース interface インターフェース native そのメソッドは他言語コンパイルコードで実装される static 静的フィールド、静的メソッド、静的内部クラスはトップレベル扱いされる strictfp 指定クラス、指定メソッドで厳密な浮動小数点計算が行われる synchronized 同期用クラス、同期用メソッド、同期用ブロック transient 直列化から除外されるフィールド void 返り値無しのメソッド volatile そのフィールドは各スレッドからキャッシュ参照されない 制御構文系 break ループ脱出 case パターンマッチ項目 continue ループ起点回帰 default パターンマッチ外 do 無条件ループ起点 else 条件式の偽側フロー for 初期値定義と周回毎値変化で修飾された条件式ループ if 条件式の真側フロー instanceof インスタンスの実行時型チェック return メソッドの評価終了 switch パターンマッチ起点 while 条件式ループ 例外処理系 assert 条件式が偽ならプログラム中断 catch 例外パターン捕捉 finally 例外デフォルト捕捉 throw 例外発生 throws そのメソッドで発生する例外候補 try 例外発生ブロック 基本値系 boolean 真偽値 byte 8ビット値 char 文字表現用16ビット値 double 64ビット浮動小数点 float 32ビット浮動小数点 false 偽値 int 符号付き32ビット値 long 符号付き64ビット値 short 符号付き16ビット値 true 真値 null ヌルポインタ 参照値系 super スーパークラスのインスタンス this カレントクラスのインスタンス new インスタンスの生成 予約語 goto 使用できない const 使用できない
※この「キーワード一覧」の解説は、「Java」の解説の一部です。
「キーワード一覧」を含む「Java」の記事については、「Java」の概要を参照ください。
- キーワード一覧のページへのリンク