予約語

デジタル大辞泉

よやく‐ご【予約語】

読み方：よやくご

《reserved word》コンピューターのプログラミング言語において、プログラム中で関数名や変数名などに使用することができない字句のこと。すでにコマンドとして定義されている文字列は、意味が重複するため用いることができない。

IT用語辞典バイナリ

予約語

読み方：よやくご
【英】reserved words

予約語とは、プログラミング言語において、あらかじめ決まったスペル（綴り）と意味をもち、それ以外の意味では用いることのできない単語のことである。

予約語はプログラム言語によって異なる。C言語には40程度の、C++には60程度の予約語がある。ある言語の流れを継いだ言語は、予約語のパターンも受け継いでいる場合が多い。

プログラムにおいて定義される変数や関数は、基本的には自由に名前をつけることが可能である。プログラミング言語の一部として定義されている語と同じ変数や関数が存在すると、ソースコードが混乱して正しく解釈されなくなってしまう。そのため、予約語と同じつづりの文字列は識別子として宣言したり定義したりすることができないようになっている。

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参照リンク
PHP言語における予約語の一覧 （レッツPHP！）

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ウィキペディア

予約語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/10/24 22:24 UTC 版)

予約語（よやくご、（英: reserved word）とは、プログラミング言語などの人工言語の仕様に定められているもので、ユーザープログラムの開発者が自分で付ける識別名としては利用できない特定の文字列のこと。たとえば変数名や関数名などに使用することができない、とあらかじめ定められた文字列（単語、字句など）のこと。あるいは、プログラミング言語などにおいて、固定された意味を持っており、その結果、プログラマーの側ではその意味を再定義できない語。