COBOL言語の予約語の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 08:29 UTC 版)
「予約語 (COBOL)」の記事における「COBOL言語の予約語の特徴」の解説
予約語の数が非常に多く、よく使われる英単語のうちかなりの数が予約語になっている。その理由として次のような点があげられる。 英語風の記述が出来ることを原則にしているために他の言語では関数の呼び出しで処理されるようなことがすべて文で処理されるため、関数名やパラメータに相当するものまですべて予約語になる。 他の言語では記号で書かれるものまで英単語で書く手段を用意するために予約語としている。 「PICTURE」と「PIC」のように、正規形と短縮形が、どちらも予約語とされている。 「ZERO」と「ZEROS」のように、単数形と複数形が、どちらも予約語になっている場合がある。 規格にある機能は、たとえそれを実装していなくても、予約語にしている。 またCOBOLの場合、言語仕様の改正にともなって予約語が増えたり予約語であったものが予約語ではなくなったりすることが多いのも特徴である。
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