エウゲニウス1世 (ローマ教皇)とは? わかりやすく解説

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エウゲニウス1世 (ローマ教皇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/18 08:37 UTC 版)

エウゲニウス1世
第75代 ローマ教皇
教皇就任 654年8月10日
教皇離任 657年6月2日
先代 マルティヌス1世
次代 ウィタリアヌス
個人情報
死去 657年6月2日
東ローマ帝国ローマ
埋葬地 サン・ピエトロ大聖堂
原国籍 イタリア
その他のエウゲニウス (曖昧さ回避)
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エウゲニウス1世(Eugenius I, ? - 657年6月2日)は、第75代ローマ教皇(在位:654年8月10日 - 657年6月2日)。

生涯

ローマ出身。先代のマルティヌス1世は単意論を反対して東ローマ皇帝コンスタンス2世と対立した。653年になると対立は頂点に達し、皇帝は教皇の逮捕令を出した。そして教皇が廃位・追放されたため、654年8月10日に皇帝に支持されたエウゲニウス1世が新たに即位した。柔和で高徳だったことから皇帝に支持されたという。

しかし、エウゲニウス1世も単意論を批判して皇帝と対立する。エウゲニウス1世は皇帝に対する報復のため、コンスタンティノープル総主教のペトロスを認めない声明を出した。これに皇帝は怒り、エウゲニウス1世も先代同様に逮捕して廃位しようとしたが、その直前にエウゲニウス1世は死亡した。

参考文献




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