イヤシロチ論(聖地論)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 10:21 UTC 版)
船井は顧問先のイヤシロチ化に手ごたえを感じ、1985年頃から本格的に研究するようになった。船井は、講演や仕事で全国各地に出かけることが多く、そのついでに全国のイヤシロチと彼が考える場所を訪問し、それを月刊誌「フナイ・メディア」等で紹介した。2004年、2005年にはイヤシロチ論を書籍にまとめ、「癒しの土地」であるイヤシロチとして、沖縄県の宮古島や、猿の芋洗いで有名になった宮崎県の幸島、石川県の白山比咩神社、富士山などを紹介し、船井メディア主催でイヤシロチ訪問ツアーを開催し、DVDやイヤシロチを冠した商品を販売した。船井は、イヤシロチとは人間の心や魂の癒しだけでなく、「万物が蘇生する場所」であるとしている。 イヤシロチ論を最初に唱えた楢崎皐月は、土地の電流の測定という科学的測定で、良い土地、悪い土地を見分けようとしており、船井も判断基準としてマイナスイオン、地磁気、酸化還元電位値の数値を示していたが、体感で分かるようになったとして、さわやかな感じがあり、いつもより体が柔らかくなって深く前屈できることで、見分けられると主張するようになった。 船井は有名な神社や景勝地、自然が豊かな場所だけでなく、船井の自宅や船井の関連会社や、とあるガソリンスタンドや焼き肉店もイヤシロチであるとしており、イヤシロチとされる場所は2つの傾向に分かれている。イヤシロチでない場所をイヤシロチ化すると、庭やペットが生き生きし、農業では収穫物の量・質が向上し、病虫害被害が減少し、肉を保存する冷凍庫の消費電力が削減されて肉質が向上し、金属の錆の発生が減少し、加工機械の耐久が増すといった、動物、植物だけでなく、無生物にまで好影響があると例示している。「イヤシロチ化農法」として、EM菌を使うEM農法、π(パイ)ウォーターを使うFFC農法、電子水を使う電子農法といったものを紹介しており、こうした農法や、農法に不可欠なEM菌、π(パイ)ウォーター、電子水などは、農作物や家畜に限られず好影響を与え、使い続けることで土地がイヤシロチ化すると主張している。また、自宅やオフィスは、活性炭の埋設や、埋設できない場合は炭の活用、電磁波の削減でイヤシロチ化できるとしている。 また、広範囲のイヤシロチ化の手法として、サイ科学者の関英男が自らのグラビトニクス理論をベースに、密教寺院の院主である畠中卓明と共同で開発したという、「動植物に有効な固有の周波数帯域の波動を転写した」というグラビトンセラミックスを用いるグラビトンシステムが有効としており、実際に2002年に奥日光に設置され、土地が蘇生し、イヤシロチ化したと主張している。 このように船井は様々な技術を紹介しているが、一番大切なのは人の思いであり、人々が「よい思い」を抱くことで、土地をイヤシロチ化できるのだとも説いている。最高の思いとはサムシンググレートの思いであり、人間性を高め、自らの思いを、サムシンググレートに近づけることの大切さが説かれている。 船井のイヤシロチ論は、イヤシロチ=パワースポットとして、観光案内サイトなどでも引用されている。
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