イチローとの出逢い、結婚・引退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 00:38 UTC 版)
「福島弓子」の記事における「イチローとの出逢い、結婚・引退」の解説
1995年の暮れから数回にわたってTBSラジオで放送された『イチローの気持ちはいつもフルスイング』にて、福島はアシスタントを務めた。パーソナリティは当時オリックス・ブルーウェーブの選手だったイチローであり、この仕事がイチローとの交際のきっかけとなった。以降、テレビでも対談したほか、TBSがインタビューを行うときは、イチローは必ず福島を指名するようになった。1997年の8月からは、取材する側とされる側の垣根を越えて個人的な交際が始まり、1999年1月にイチローが福島にプロポーズした。そして、同年3月にTBSを退社。 同年12月3日(現地時間)、福島とイチローはアメリカ・サンタモニカ近郊にあるチャペルで、16名の親族が立ち会う中、挙式を行った 。帰国後の会見では、新郎・イチローは新婦・弓子について「話すリズムとか価値観とか同じ空間にいて心地よく感じた」と語れば、新婦も新郎について「信頼感のある方と思った」と返し、時折顔を見合わせながら記者の質問に答えていた。 以後、フリーアナウンサー転身等はせず、しばらくは専業主婦に徹する。その後、2005年にイチロー、弓子、飼い犬の一弓(いっきゅう)の3者のイニシャルの頭文字を取った資産管理会社「IYIコーポレーション」を設立し、不動産投資や、シアトルでは美容サロン『エン サロン』(en salon)の経営に携わるなどしていた。サロンはイチローのヤンキース移籍後、別の日本人美容師に譲り、手放したという。 結婚後はメディアに出ることがほとんど無くなったものの、MLBオールスターゲームの試合前パレードに参加する姿やメジャーリーグ婦人会のボランティア活動やチャリティー活動に参加する姿が度々報じられている。そのほか、イチローの食生活に関する記事のなかで触れられることが多い。イチローによれば、夕食はイタリアン、フレンチ、日本食、中華を作るという。 2012年シーズンのイチローを追ったドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀 イチロースペシャル2012』(同12月29日放送)では、イチローが妻・弓子に精神的にも支えられていると語る場面が放送された。 イチローがマリナーズからヤンキースに移籍してからは、イチローや愛犬・一弓と共にニューヨークに在住。イチローのスプリングトレーニング期間中は、イチローや愛犬と共にキャンプ地に暮らしている。イチローのマーリンズ移籍以降は、イチローや愛犬と共にマイアミに在住。2016年8月には、イチローの3000安打達成をスタンドで見届けた。 長年イチロー本人への取材を続ける石田雄太によれば、不動産ビジネスを手掛けているという事実は一切ないという。その他、「マーリンズの選手たちの妻を集めて料理教室を開いた」、「野菜は契約農家から取り寄せている」というエピソードも事実ではないという。
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