イチジョウ

デジタル大辞泉

いち‐じょう【一乗】

読み方：いちじょう

《唯一の乗り物の意》仏語。仏の真実の教えは絶対平等であり、それによってすべての人が成仏できると説く教法。教法を悟りの彼岸に運ぶ乗り物にたとえた語。法華経を中心に置く天台宗で特に強調。一仏乗。

いち‐じょう〔‐ヂヤウ〕【一場】

読み方：いちじょう

１ 一つの場。一つの場面。一席。「—の喜劇」

２ その場限りのこと。わずかの間。「栄華は—の夢と化した」

いち‐じょう〔‐ヂヤウ〕【一定】

読み方：いちじょう

［名］確かにそれと決まっていること。

「往生は—と思へば—、不定(ふぢゃう)と思へば不定なり」〈徒然・三九〉

［副］まちがいなく。必ず。きっと。

「かほどの大男のことなれば、—武勇も人に超えつろう」〈芥川・きりしとほろ上人伝〉

いち‐じょう〔‐デウ〕【一条】

読み方：いちじょう

１ ひと筋。1本。「—の光」「—の活路を見いだす」

２ 箇条書きのひとくだり。文章の中の一節。一条項。「—の注意書き」

３ ある一つの事柄。一つの事件。一件。「話題がその—に及ぶ」

「巧に件の不都合をば掩(おお)い得る由ありとするも、別に—の不便利あり」〈逍遥・小説神髄〉

４ 同じ筋道。同じ道理。

「可、不可は—なり」〈徒然・三八〉

いちじょう〔イチデウ〕【一条】

読み方：いちじょう

平安京の条坊の一。また、東西に通じる大路の名。一条大路。

いちじょう〔イチデウ〕【一条】

読み方：いちじょう

五摂家の一。鎌倉初期、九条道家の三男実経が京都一条に住んだのに始まる。

紋所の「一条藤」

歴史民俗用語辞典

一定

読み方：イチジョウ（ｉｃｈｉｊｏｕ）

確実である、ひとつに定まることなど。

地名辞典

一条

読み方：イチジョウ（ｉｃｈｉｊｏｕ）

所在 北海道江別市

一条

読み方：イチジョウ（ｉｃｈｉｊｏｕ）

所在 北海道深川市

一条

読み方：イチジョウ（ｉｃｈｉｊｏｕ）

所在 栃木県宇都宮市

一条

読み方：イチジョウ（ｉｃｈｉｊｏｕ）

所在 富山県射水市

一条

読み方：イチジョウ（ｉｃｈｉｊｏｕ）

所在 福岡県筑後市

一條

読み方：イチジョウ（ｉｃｈｉｊｏｕ）

所在 静岡県賀茂郡南伊豆町

一條

読み方：イチジョウ（ｉｃｈｉｊｏｕ）

所在 福岡県八女郡広川町

市条

読み方：イチジョウ（ｉｃｈｉｊｏｕ）

所在 山形県酒田市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

上京生活録イチジョウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/14 17:59 UTC 版)

『上京生活録イチジョウ』（じょうきょうせいかつろくイチジョウ）は、原作：萩原天晴・漫画：三好智樹、瀬戸義明・協力：福本伸行による日本の漫画で、略称は『イチジョウ』。『モーニング』（講談社）にて、2021年8号より2023年7号まで連載していた。