イギリス側の徴兵とは? わかりやすく解説

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イギリス側の徴兵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/31 04:31 UTC 版)

ムーアズクリーク橋の戦い」の記事における「イギリス側の徴兵」の解説

1775年初期13植民地の中で政治と軍事緊張高まりノースカロライナ植民地総督ジョサイア・マーティンは、ノースカロライナ内陸部入っているスコットランド系開拓者と、同調的な世直し党(当初腐敗した植民地管理対抗した集団)、および海岸部で不満を抱いているロイヤリストと結びつけて、大規模なロイヤリスト軍を構築し域内パトリオット同調者対抗させようとした。マーティンロンドンに1,000徴兵許可請願し拒絶されたが、ロイヤリスト支援糾合する動き続けた。 これと同じ頃、スコットランド出身のアラン・マクリーンが北アメリカ中でスコットランド系ロイヤリスト徴兵する許可国王ジョージ3世働きかけ成功していた。4月には、北アメリカに住む退役したスコットランド系兵士徴兵して、ロイヤル・ハイランド移民隊と呼ばれる1個連隊結成許可王室から取得した。そのための1個大隊ニューヨークケベックおよびノバスコシアの各植民地を含む北方植民地徴兵することとし2つめの大隊数多い兵士土地与えられているノースカロライナなど南部植民地徴兵することとされた。マクリーン6月トマス・ゲイジ将軍から任務与えられた後、6月17日行われたバンカーヒルの戦いにも参戦した古参士官のドナルド・マクロードとドナルド・マクドナルド南部派遣して、そこでの徴兵活動推進させた。これらの徴兵担当者は、有名なジャコバイトヒロイン、フロラ・マクドナルドの夫であるアラン・マクドナルドが既に北アメリカ活発に徴兵活動行っていることにも気付いていた。徴兵担当者ノースカロライナニューバーン到着したことで、現地安全委員会委員疑念抱いたが、彼等逮捕することまではしなかった。 1776年1月3日マーティンヘンリー・クリントン将軍指揮で2,000名以上の部隊南部派遣される計画があり、その到着2月半ば予測されていることを知ったマーティン徴兵担当者達に徴兵した兵士2月15日までに海岸部まで送ることを期待しているという伝言送り、アレクサンダー・マクリーンにはその地域での協調行動取らせるためにクロスクリーク(現在のノースカロライナ州ファイエットビル)に派遣したマクリーンマーティンに5,000名の世直し党と1,000名のスコットランド出身者組織し装備させられるという楽観的な報告行った2月5日世直し党とスコットランド系指導者がクロスクリークで会合した時にその後進め方について意見不一致があった。スコットランド系部隊集結させる前にイギリス軍実際に到着するのを待ちたい考え一方世直し党は即座行動望んだ世直し党は5,000名の部隊を起ち上げられる主張していたのでその見解主流となったが、スコットランド系700名から800名を起ち上げられるだけと考えていた。この部隊2月15日集結したとき、総勢は約3,500になったが、その後数日勢力急速に減っていった。多く兵士イギリス軍出逢って護衛されることを期待しており、海岸に向かう途中で戦わなければならない可能性考えてはいなかった。3日後に行軍しているとき、ドナルド・マクドナルド准将は1,400名ないし1,600名の兵士率いていたが、大半スコットランド系兵士だった。この勢力は日が重なにつれて脱走する者の数が増加しさらに減っていった。

※この「イギリス側の徴兵」の解説は、「ムーアズクリーク橋の戦い」の解説の一部です。
「イギリス側の徴兵」を含む「ムーアズクリーク橋の戦い」の記事については、「ムーアズクリーク橋の戦い」の概要を参照ください。

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