イギリス全土の防空を任務とする戦闘機軍団の構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/23 04:06 UTC 版)
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司令官空軍大将ヒュー・ダウディング卿 (Hugh Dowding) はロンドン郊外のスタンモア (Stanmore) のベントリー修道院 (RAF Bently Priory) に司令部を置き、イギリス各地に展開する約50個の戦闘機中隊(以下中隊と略する)を指揮、バトル・オブ・ブリテンを勝ち抜いた。 第10戦闘機群 (No.10 Group): イングランド南西部 第11戦闘機群 (No.11 Group): ロンドンを含むイングランド南東部 第12戦闘機群 (No.12 Group): 工業都市バーミンガム・マンチェスターのあるイングランド中部 第13戦闘機群 (No.13 Group): スコットランドなどイングランド北部 第60レーダー監視群 (No.60 Group) 戦闘機中隊の総数は、ハリケーンが31個中隊、スピットファイアは20個中隊、ブレンハイムは6個中隊、デファイアントは2個中隊、グラジエータは半中隊の合計59.5個中隊であった(1940年9月7日現在)。各中隊の配備機数は12機が基本であった。 この他、阻塞気球部隊、高射砲部隊も戦闘機軍団司令ヒュー・ダウディング空軍大将の運用に任されていた。
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