イギリス公使
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 12:08 UTC 版)
「チャールズ・フランシス・アダムズ (1世)」の記事における「イギリス公使」の解説
1861年、アダムズはエイブラハム・リンカーン大統領からイギリス駐在特命全権公使に指名された。アダムズは下院議員を辞職し、1868年まで公使を務めた。マサチューセッツ州上院議員チャールズ・サムナーもまたこの公使職を望んでいたが、アダムズがら疎外されるようになった。 このアダムズの公使着任当時、イギリスは既にアメリカ連合国の結成と南北戦争の勃発を把握していた。アダムズはイギリスが中立的立場を維持し続けるよう働きかけ、アメリカ連合国を外交的に承認させないよう尽力した。またアダムズは息子のヘンリー・アダムズを個人秘書として働かせ、アメリカ連合国支持者による外交的工作の監視にあたらせた。
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