アニメ版との主な相違点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 01:09 UTC 版)
「コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー」の記事における「アニメ版との主な相違点」の解説
漫画4作品中、「幕末異聞録」と同じ様に、アニメ版とかけ離れた展開を見せる。 クロヴィスがC.C.の目撃者をもみ消すべく、秘密保持のために行った行動が親衛隊によるゲットー壊滅作戦ではなくミサイルの発射。その攻撃に巻き込まれたルルーシュとC.C.が生死不明となり、物語はアニメ版とかけ離れていく。 そしてルルーシュを探しに来たナナリーがオリジナルキャラクター・ネモと契約。ギアス能力に覚醒し、異形のナイトメア・マークネモに搭乗する。その際、性格も普段のナナリーからは考えられないほど好戦的になる。 アニメ版のギアスはあくまで他者の思考に干渉する能力で物理的には影響しないのに対して、本作は物理的にも作用する半ば超能力的になっている。 ギアス能力者は「ギアスユーザー」と呼ばれ、ナナリーを含めたギアスユーザーが多数登場する。 自称ナナリーの騎士ネモや、ナナリーの親友アリスが所属しているブリタニアの特殊部隊「特殊名誉外人部隊(イレギュラーズ)」などオリジナルキャラクターが多数登場する。一方、ニーナなど一部のアニメ版キャラクターが登場せず、登場するアニメ版キャラクターも影は薄い。 ユーフェミア、シャーリー、桐原などアニメ版で生き残れなかった人物の一部が最後まで生き残る。 C.C.、シュナイゼルなどアニメ版で生き残れた人物の一部が死亡する。 第七世代のGX01シリーズという本作オリジナルKMFが登場し、「特殊名誉外人部隊」のメンバーが搭乗する。 ゼロも登場するが、アニメ版やアンソロジーを除く漫画版他3作と異なり、物語がかなり進行するまで、その正体は明言されていなかった。また、拳銃で撃たれても物ともしない、素手でKMFを無力化する、瞬間移動で消えるなど、人間離れした能力を見せる。 黒の騎士団の制服もデザインが変更されており、騎士団のメンバー全員がゼロの仮面を模したバイザーを装備している。 オレンジ事件が起きないため、ジェレミアがオレンジ呼ばわりされていない(出番も序盤のみ)。 日本解放戦線の草壁派がジャックしたホテルは、サクラダイトの分配量を決める会議が行われる場所と、より重要性が強調されている。 スザクとユーフェミアはホテルジャック事件後に登場。ただし、初登場からスザクがユーフェミアの騎士となっているなど細かい設定は違う。 上記のようにスザクが既に騎士となっているため、アッシュフォード学園に転入しない(だが、ナナリーに会うために学園には来る)。 マオが女性、それもナナリーと同年代の少女として登場する(また、設定もかなり異なる)。 枢木ゲンブを殺害したのはスザクではない。また、殺害時期もブリタニア侵攻前となっている。 皇神楽耶が日本最大の秘密結社キョウトの指導者として活動している。また、幼少期のナナリーやルルーシュやスザクとも面識がある。 中華連邦やE.U.はまったく登場しない。 ナリタ戦の際、ゼロが自らの正体をスザクに明かす。 本編のギアス嚮団に相当する組織として「エデンバイタル教団」が存在し、皇帝直属の下特権を振るっている。この組織の人間として、ルルーシュと瓜二つの容姿を持つロロ「枢機卿」が登場する(ロロのその他の設定も、本編と大きく異なる)。 C.Cの過去や不老不死となった経緯が大きく異なる。 ワイヤードと呼ばれる、通常のギアスと異なる能力が登場する。この能力は契約や反作用無しにエデンバイタルにアクセスすることができ、その力は契約に縛られる通常のギアスを遥かに上回り「神に匹敵する」とされる。ゼロが言うには「魔王の素質」。本作ではスザクとルルーシュなどが有している。 この他、細かい点でもアニメとは相違があり、本編とは切り離されたパラレルワールドと考えてよい。
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