アドニス帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 09:45 UTC 版)
「ひみつ戦隊メタモルV」の記事における「アドニス帝国」の解説
アドニス皇帝 声 - 滝口順平 第17代アドニス皇帝。62歳。アドニス星の独裁者であったが、クーデターにあい母星を脱出する。宇宙の放浪の末に以前から存在を察知していた地球に辿りつき、征服しようと企む。中でも日本に王政支配がないことに目を付けて侵略を開始する。その身に怒りの炎を纏っており、攻撃にも炎を使う。 グラムス王子 声 - 置鮎龍太郎 アドニスの息子。生化学者としても名を知られており、成長抑止剤を始めとした様々な薬を開発する。争いは好まず、侵略については「理想に反する」としているが、帝国(家族)のためにその力を尽くしている。 エリカ・フォン・レーベンバウワー/エリカ・ボンバイエ 声 - 山本百合子 第4話で登場。南アメリカのブブンガ共和国からの転校生。褐色の肌に金髪、口元にほくろがある。Aランクのカラード特性「オレンジ」を持っていたため、スカウト対象として目を付けられる。明るくサバサバした性格だが現実主義で用心深い。 正体はアドニスの娘で、アドニス帝国の王女。性格はとても凶暴で、アドニス星時代では「地獄姫」と呼ばれ恐れられていた。メタモルVを分裂させるため、グラムスの作った薬で子供になり、咲慧たちのクラスに転入してくる。その時には人格操作によって姫としての記憶はなく、異星人反応も隠蔽していた。麗子の心を掴んで友人となり、裏切らせて咲慧たちに成長抑止剤を投与する作戦を成功させるが、直後その麗子をも裏切って命を狙うというあくどさを持つ。武器は鎖付き鉄球の「プリンセス・プラネット」。 ダンディ男爵 声 - 岸野幸正 アドニスの腹心。脳以外を機械にしたサイボーグ貴族。必殺技は目からの光線「アイアロー」と口からの光の矢「マウスアロー」。「忠誠の帽子」を身につけ、無限の回復力を持つ。「冥土の土産」として色々教えてくれるという悪役の浪漫を体現している。 グミーン 声 - 龍田直樹 アドニスの農奴で爵位は無いサイボーグ農民。命令によって地球を農地に変えようとしており、クワでアスファルトごと耕す地震攻撃「ランドクエイク」をしてくる。 ガンマ星人 声 - 大本眞基子 特別編に登場。新種の異星人であり、アドニス皇帝の一派ではない。銀河警察連邦には未所属。緑色のタコ型異星人で、地球にとある目的で来訪している。非人間型で高度な文明を持つ異星人はかなり珍しい模様。恒星間航行能力を持つアダムスキー型円盤宇宙船を操るが、変身したブルーからは「旧式」と分析されていた。かなり高いプライドを持ち、地球人類を「下等生物」と断じているが、惑星戦争の意志はなく干渉を持とうとはしていない。だが実際には港町で行動した際にかなりの目撃をされており、地元の少女に話しかけるなど迂闊な行動をしている。「我々は」とは言うものの登場するのは一個体だけである。昔から地球には来訪しており、「5年に一度」という台詞からかなりの頻度であることが伺える。武器は「リング光線」が出るスペースガン。
※この「アドニス帝国」の解説は、「ひみつ戦隊メタモルV」の解説の一部です。
「アドニス帝国」を含む「ひみつ戦隊メタモルV」の記事については、「ひみつ戦隊メタモルV」の概要を参照ください。
- アドニス帝国のページへのリンク