アドネットワークとウェブビーコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 03:42 UTC 版)
「サードパーティー」の記事における「アドネットワークとウェブビーコン」の解説
一般にユーザがあるウェブサイトにアクセスした場合、ユーザが使用するウェブブラウザ側ではウェブサーバから送られてきたデータ(通常はHTML)を解釈した上で、その中に含まれる指示(画像タグ、スタイルシート、JavaScriptなど)に従ってページをレンダリングするのに必要な各種データを取得する。その取得先サーバは必ずしもユーザが最初にアクセスしたウェブサーバと管理者が同じではない。例えばバナー広告の配信等は、広告代理店が運営する配信専用サーバ(Google AdSenseやGoogle 広告などのアドネットワーク)から広告用の画像データ等を取得するのが一般的であるほか、Google Analyticsに代表される一部のアクセス解析ツール(ウェブビーコン)も、画像タグやJavaScript を使用して解析サーバにアクセスデータを送信する。これらはいずれもユーザ側から見ると「ユーザが明示的にアクセスしたサイト以外のウェブサーバに暗黙のうちにアクセスしている」ことになるため、それらのサイトを通常「サードパーティー」と呼ぶ。なおマイクロソフトの定義では「ユーザがアクセスしたウェブサイトとホストドメインが異なるサイト」と定義されている。
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